馬見塚デンタルクリニック
東京都中央区明石町8-1 聖路加ガーデン内 セントルークスタワー1階

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前回までのブログで、

虫歯の原因は細菌で、 虫歯を予防する為に、

まず、ばい菌退治が大切になるということをお話してきました。 

  そのばい菌退治では、

まずは、ばい菌がいたとしても、歯にこびりつかない様にすることが大切で、

その為には、

1.歯磨きが大切なのです。

 つまり、歯ブラシというのは、「物理的な」ばい菌退治だというお話をしました。

また、面倒くさい歯ブラシの代わりに、最近発売されている洗口剤があるが、

これらによって、化学的にばい菌退治は出来ないのかについては、

残念ながら現時点では、「ノー」であり、 まったく効果が無いということではないく、補助的に使用するとそれなりに効果が期待できると思っていただくと良いでしょう。 洗口するだけで、歯ブラシと同様の効果を得ることは出来ないということになります。

そして、、虫歯菌に対して科学的にアプローチできる方法には、 キシリトールを摂取することがありました。

キシリトールとは、天然の甘味料で現在では、ガムを中心にいろんな形で応用されています。

このキシリトールを摂取しても、

まず、同じ糖質なのに虫歯菌たちはキシリトールから酸を作り出すことが出来ません。

つまり、虫歯にならないのです。

そして、虫歯菌たちはキシリトールを摂取してもそれを上手く代謝することが出来ないのです。つまり、食べても自分たちの栄養にならないのです。

結果として虫歯菌たちの数を減らしてくれるのです。

それから、キシリトール製品は甘く、特にガムのようなものは、唾液分泌を促進するので虫歯予防効果が期待できます。

だからといって歯ブラシの代わりになるわけではありません。

やはり歯ブラシは大切です。

ただし、たとえばどうしても食後に歯ブラシをすることが出来ないときに食後、可能な限り速やかにキシリトールガムを噛むことは、虫歯予防には効果があるといわれています。

以上が前回までのあらすじになります。

以上のことから

ばい菌退治では、

物理的に取り除く方法が一番有効であり、それが歯ブラシなんですね。

そして、科学的、あるいは化学的には、

ばい菌を殺す方法として、洗口剤は多少効果はあるが、万全ではありません。

そして、穏やかではありますが、ばい菌を殺し、またその活動を抑える方法としてキシリトールは有効だということがご理解いただけると思います。

そして、今回はばい菌の活動を抑える方法としてのシュガーコントロールについてです。

キシリトールの摂取もシュガーコントロールのひとつになります。

その他の方法としては、砂糖などの糖質の摂取を量的にコントロールするということがあげられますね。

簡単に言えば、可能な限り間食では特に甘いもの摂取を控えるということです。

言うのは簡単ですが、実行するには努力が必要ですね。

しかし、たとえば飲み物を糖分の入っていない麦茶などに変えるということは大切ですね。

そして、もうひとつが糖分を摂るにしても、代替甘味料が使われた製品を摂取するという質的コントロールがあります。

キシリトールだけでなく、

例えば、

 日本トゥースフレンドリー協会という協会があります。

この協会は,1993年10月, Toothfriendly Sweets International の趣旨に基づき, 日本の口腔保健の推進を目的に発足した非営利団体です.

 この目的を達成するために,「食べてから30分以内に歯垢の pH を 5.7 以下に低下させないお菓子」,すなわち, むし歯のことを気にせず安心して楽しめるお菓子に 「歯に信頼」マークをつけることを認定し,むし歯のメカニズム並びに 「歯に信頼」マークも持つ意味の啓蒙活動を通じ, 日本におけるむし歯の発生の減少に寄与するものです.

この協会が、もちいている「歯に信頼マーク」のついている製品のようなお菓子を摂取することでも虫歯予防には効果が期待できると思います。

その他にも、さまざまな製品が現在では開発されています。

全てが信頼できるかどうかは定かではありませんが、それらの製品を十分調べて上で利用されることも良いかもしれませんね。

前回までのブログで、

虫歯の原因は細菌で、 虫歯を予防する為に、

まず、ばい菌退治が大切になるということ。 

  そして、どうやって退治するか?は、簡単にばい菌がいたとしても、歯にこびりつかない様にすればいいわけです。

その為には、

1.歯磨きが大切です。

そして、歯ブラシというのは、「物理的な」ばい菌退治だというお話をしました。

「歯ブラシをするのは大切だろうけど、面倒くさいな」と思われている方もいらっしゃいますよね。

そこで、最近は、さまざまな種類の洗口剤が発売されています。

このような洗口剤は、虫歯予防の為の歯ブラシの代わりなるのでしょうか?

つまり、化学的にばい菌退治は出来ないのでしょうか?

残念ながら現時点では、「ノー」なんです。

まったく効果が無いということではありません。

しかし、洗口するだけで、歯ブラシと同様の効果を得ることは出来ないんです。

現時点では、補助的に使用するとそれなりに効果が期待できると思っていただくと良いと思います。

やはり、基本は歯ブラシなんです。

でも、虫歯菌に対して科学的にアプローチできる方法があるんです。

それについては今回説明します。

それは、キシリトールを摂取することです。

キシリトールとは、天然の甘味料で現在では、ガムを中心にいろんな形で応用されていますね。

このキシリトールを摂取しても、

まず、同じ糖質なのに虫歯菌たちはキシリトールから酸を作り出すことが出来ません。

つまり、虫歯にならないのです。

そして、虫歯菌たちはキシリトールを摂取してもそれを上手く代謝することが出来ないのです。つまり、食べても自分たちの栄養にならないのです。

結果として虫歯菌たちの数を減らしてくれるのです。

それから、キシリトール製品は甘く、特にガムのようなものは、唾液分泌を促進するので虫歯予防効果が期待できます。

だからといって歯ブラシの代わりになるわけではありません。やはり歯ブラシは大切です。

ただし、たとえばどうしても食後に歯ブラシをすることが出来ないときに食後、可能な限り速やかにキシリトールガムを噛むことは、虫歯予防には効果があるといわれています。

前回までのブログで、

虫歯の原因は細菌で、

虫歯菌たちがもつ特殊な能力によって、歯にくっついて(こびりつくといった方が良いかも知れませんが)、そこで、お口に入ってくる炭水化物を利用して酸を作り出し、歯にかけます。

その酸によって歯が溶けてしまうことを脱灰(だっかい)と呼び、この脱灰(だっかい)が進むと虫歯になってしまうということでしたね 。

そして、この虫歯を予防する為に、

まず、ばい菌退治が大切になります。

では、どうやって退治するか?です。

まずは、簡単にばい菌がいたとしても、歯にこびりつかない様にすればいいわけです。

その為には、

1.歯磨きが大切です。

歯ブラシをする、糸ヨウジ、デンタルフロス、歯間ブラシをするということがやはり基本なんだということでしたね。

そして、歯ブラシというのは、「物理的な」ばい菌退治だというお話でした。

では、たとえば化学的にばい菌退治は出来ないのでしょうか?

「歯ブラシをするのは大切だろうけど、面倒くさいな」と思われている方もいらっしゃいますよね。

「洗口剤とかではだめなの?」と思っていらっしゃいますか?

最近は、さまざまな種類の洗口剤が発売されています。

このような洗口剤は、虫歯予防の為の歯ブラシの代わりなるのでしょうか?

残念ながら現時点では、「ノー」なんです。

まったく効果が無いということではありません。

しかし、洗口するだけで、歯ブラシと同様の効果を得ることは出来ないんです。

現時点では、補助的に使用するとそれなりに効果が期待できると思っていただくと良いと思います。

やはり、基本は歯ブラシなんです。

でも、虫歯菌に対して科学的にアプローチできる方法が他にあるんです。

それについては次回説明します。

前回からもう一度原点に戻って、

「虫歯を予防する為の基本的な事柄」についてお話ししています。

前回のブログでは、

虫歯に限らず、他の病気であったとしても、「予防」をする為には、まずその病気自体について知ることが大切で 虫歯を知ることからはじめました。

虫歯の原因は、細菌で、虫歯菌たちがもつ特殊な能力によって、歯にくっついて(こびりつくといった方が良いかも知れませんが)、そこで、お口に入ってくる炭水化物を利用して酸を作り出し、歯にかけます。

その酸によって歯が溶けてしまうことを脱灰(だっかい)と呼び、この脱灰(だっかい)が進むと虫歯になってしまうということでしたね 。

では、この虫歯を予防する為には、

まず、ばい菌退治が大切になります。

では、どうやって退治するか?です。

まずは、簡単にばい菌がいたとしても、歯にこびりつかない様にすればいいわけです。

その為には、

1.歯磨きが大切です。

歯ブラシをする、糸ヨウジ、デンタルフロス、歯間ブラシをするということがやはり基本なんです。

「やっぱり、歯ブラシか」と思われている方も多いでしょうね。

基本が大切なんですね。

ここで、考えていただきたいことは、歯ブラシというのは物理的なばい菌退治だということなんです。

物事を行なう上で、大切なことのひとつにどう意識を持って行なうかということもあります。

ただ、なんとなく習慣で行なうのではなく、

「ブラッシングとは、ばい菌の退治なんだ」と思って行なうことで、

効果的にブラッシングを行なうことが出来ると思います。

がんばってみて下さいね。

一週間後に迫った健康歯考講座親子で虫歯予防も皆様のおかげで、満員となり受付は終了させていただきました。

この講座はおかげさまで参加されている皆様からご高評をいただいており、今回で17回目になります。

今回も、またまたパワーアップしていこうとスタッフ一同力を合わせてがんばっていこうと思っております。

さて、「あなたの大切なお子さんを虫歯にしない為に大事なこと」も本日で85回目になります。

そこで、今回からもう一度原点にもどって、「虫歯を予防する為の基本的な事柄」についてお話したいと思います。

虫歯に限らず、他の病気であったとしても、「予防」をする為には、まずその病気自体について知ることが大切です。

つまり「敵」を知ることが大切ですね。

そしてそれと同時に「己」を知ること、自分の身体の仕組みを知ることも大切です。

その上で、ちゃんと対策を立てる必要がありあます。

では、今日は、敵を知ることからはじめましょう。

虫歯の原因は、細菌です。

細菌の中の、虫歯菌たちがもつ特殊な能力によって、歯にくっついて(こびりつくといった方が良いかも知れませんが)、そこで、お口に入ってくる炭水化物を利用して酸を作り出し、歯にかけます。

その酸によって歯が溶けてしまうことを脱灰(だっかい)と呼ぶことは以前もお話しましたね。

この脱灰(だっかい)が進むと虫歯になってしまうのです。

もう耳にたこが出来ている方も多いのではないでしょうか。

しつこくてすみません。

でもとても大切なので、何度でもお話しさせて下さい(笑)。

このメカニズムは覚えておいてくださいね。

前回のブログで、歯磨きだけがむし歯予防ではなく、 食事のとり方や間食の選び方を工夫することも虫歯予防のひとつとなるということをお話しました。

そして、甘いものだけが虫歯の原因でもないこともお分かりいただけたとおもいます。

今日は、甘いもののお話です。

関東地方も梅雨が明け、毎日暑い日が続いています。そして、節電ということもあり皆さん暑さをいろんな工夫で乗り越えていらっしゃると思います。

クーラーの使用は我慢し、冷たい飲み物をとることで乗り切っている方も多いのではないでしょうか?

その飲み物の選び方を間違うと、ペットボトル症候群と呼ばれる状態になってしまうことがあるのをご存知でしょうか?

ウィキペディアによると、

 ペットボトル症候群(ペットボトルしょうこうぐん、: PET bottle syndrome)とはスポーツドリンク清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる急性糖尿病である。糖尿病性ケトアシドーシスの症状となった若い人達の多くがペットボトルで清涼飲料水を飲んでいたことから「ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトアシドーシス)」と名付けられた。1992年5月に、聖マリアンナ医科大学の研究グループが報告した。

前回のブログで、歯磨きだけがむし歯予防ではなく、 食事のとり方や間食の選び方を工夫することも虫歯予防のひとつとなるということをお話しました。

市販飲料の多くには、100mlあたり10g(グラム)程度とかなり多く糖質が含まれている。スポーツドリンクにはたいてい100mlに6g程度の糖分が含まれている。ペットボトル飲料の普及とその手軽さから、知らず知らずのうちに過剰な糖分を摂取することになる。20代から30代の若者に多い。

これを普段水代わりとして飲んでいる場合、1日に2L程度飲むと仮定すれば120 - 200gもの糖分を摂ることになる(熱量にして470 - 780kcal)。120gの砂糖は1個当たりの重量が3.5 - 4g程度の角砂糖で換算すると約30個、ハンバーガーショップ等で多く使われている2gのスティックシュガーだと60本分となりスティックシュガーの袋詰め商品一つ分を摂取していることになる。

人間が1日に必要とする炭水化物は総エネルギー必要量の50%から70%を目標にすべきとされる

[1]

。またWHO/FAOの2003年のレポートで、砂糖は総エネルギー必要量の10%未満にすべきだと勧告されている

[2]

とされています。

皆さん注意してくださいね。

そして、私たちが注目したいのが、

1日に2L程度飲むと仮定すれば120 - 200gもの糖分を摂ることになる(熱量にして470 - 780kcal)。120gの砂糖は1個当たりの重量が3.5 - 4g程度の角砂糖で換算すると約30個、ハンバーガーショップ等で多く使われている2gのスティックシュガーだと60本分となりスティックシュガーの袋詰め商品一つ分を摂取していることになる。

ということです。

一時に、ペットボトル飲料を飲み干されてしまう方はほとんどいらっしゃいません。

少しずつ、飲む方がほとんどだと思うのです。

ということは、だらだら食いと同じで、常にお口の中は、酸性に傾いた状態になり、脱灰した常態が続いてしまうのです。

暑さをしのぐ為にそして脱水にならない為、健康のためにも水分のこまめな摂取は大切ですが、その内容には十分お気をつけくださいね。

前回のブログで、

私たちのお口の中では食事のたびにこの脱灰と再石灰化が繰り返されていて、このバランスが崩れるとむし歯になってしまうため、

たとえば、長時間だらだら食べ続けたり、いつまでもお口の中に食べ物が残っていると、再石灰化がなかなか起こらずに歯がどんどん酸で溶かされてしまい脱灰と再石灰化のバランスが崩れ虫歯になってしまうということお話しました。

ということは、

むし歯を予防するには、再石灰化の時間が長くなるような食生活をするのがポイントとなるわけです。

その為に出来ることは、

食事や間食の時間を決めてだらだらといつまでも食べないことが大切です。

あわてて食べる必要はありません。

むしろよく噛んで食べることは、唾液の分泌も促しますから大切です。

しかし、あまり長い時間食べ続けないようにすることが良いでしょう。

むし歯を予防するには、歯みがきももちろん大切です。

しかし、

歯磨きだけがむし歯予防じゃないんですね。

食事のとり方や間食の選び方を工夫することも虫歯予防のひとつとなるのですから日ごろから意識したいですね

以前にもお話ししましたが、
お口の中にいるむし歯菌達は、私たちが食べるものに含まれている炭水化物を食べ、それを分解して酸を出して、歯を溶かします。
これを脱灰といいます。

私たちのお口の中では食事のたびにこの脱灰が起こっているんです。 チョット心配ですね。

しかし、安心して下さい。 私たちには、むし歯になるのを防御する能力が備わっています。

私たちの唾液には、むし歯菌が出した酸に抵抗して、溶けてしまった歯を基にもどしてくれます。 これを再石灰化といいます。

私たちのお口の中では食事のたびにこの脱灰と再石灰化が繰り返されています。

このバランスが脱灰側に崩れるとむし歯になってしまうんです。

だらだらと長時間食べ続けたり、いつまでもお口の中に食べ物が残ったりしていると、脱灰が続いてしまうのです。 そのため、再石灰化がなかなか起こらずに歯が酸で溶かされてしまうのです。

前回のブログで、その食べ物が、むし歯をどの程度誘発するか表す指標として、「う蝕(むし歯)誘発指数」というものがあるというお話をしました。

そして、 「う蝕(むし歯)誘発指数」は、下記の4つの要因

a.プラーク形成(歯垢をつくる)能力
b.酸を作る能力
c.食べる時間
d.口に残る時間

から総合的に判断しているのでしたね。

つまり、その食べ物が甘いかどうかだけで、虫歯のなりやすさは、評価できないのです。

たとえば甘い味がするとしても、キシリトールは、 

a.プラーク形成(歯垢をつくる)能力 b.酸を作る能力                    

はほとんど無いとされているんですね。

 それどころか、キシリトールのガムは、その性質上(噛むということ)唾液の分泌を促します。

唾液が出るということは、再石灰化を促進する為に虫歯予防にとってはとても優れた食品のひとつといえるんです。

再石灰化については、次回お話します。

甘いものということが虫歯の原因というのは本当でしょうか?

その食べ物が、むし歯をどの程度誘発するか表す指標として、「う蝕(むし歯)誘発指数」というものがあります。 「う蝕(むし歯)誘発指数」は、下記の4つの要因から総合的に判断しています。

a.プラーク形成(歯垢をつくる)能力
b.酸を作る能力
c.食べる時間
d.口に残る時間

の4つの要因を以下の数式に当てはめて、「う蝕(むし歯)誘発指数」を算出します。

う蝕(むし歯)誘発指数=(a+b)×(c+d)

例えば、
キャラメルは
a.プラーク形成(歯垢をつくる)能力 5
b.酸を作る能力                     5
c.食べる時間                       3
d.口に残る時間                     5
ですから、
(5+5)X(3+5)=80となります。

では、ポテトチップはどうでしょう?
しょっぱいポテトチップスは
a.プラーク形成(歯垢をつくる)能力 2
b.酸を作る能力                     1
c.食べる時間                       2
d.口に残る時間                     3
ですから、
(2+1)X(2+3)=15となります。

では、甘いゼリーはどうでしょう?
ゼリーは
a.プラーク形成(歯垢をつくる)能力 5
b.酸を作る能力                     5
c.食べる時間                       1
d.口に残る時間                     1
ですから、
(5+5)X(1+1)=20となります。

キャラメルは何となく虫歯になりやすそうなイメージがありますが、ゼリーとポテトチップスがあまり変わらないのはちょっと意外ですね。

子供の健康、知ろう!考えよう!

この会は、「子供の健康を家族と一緒に考える会」として中央区に勤務する保健師、看護師(病院、保育園、大学)、歯科衛生士などで企画している会です。

この会のお手伝いを私たちの医院のスタッフもさせてもらっています。

お子さんの健康のことをさまざまな方と一緒に勉強したり情報交換をしています。

たくさんの方に参加していただければと思っています。

そして、6月のテーマが

「良い歯を目指そう!子供の歯の健康」

です。

担当は、私たちがさせていただきます。

日時

6月24日(金)18:00〜20:00

場所

聖路加看護大学2号館、3階(交流ラウンジ)

参加費 

500円

です。

今回は、

「虫歯はどうして出来るの?」

「虫歯菌は母子感染するの?」

「虫歯菌はどう退治したらいいの?」

など子供たちを虫歯にしない為に知っておいてほしこと、

そして、

仕上げ磨きのポイントを直接指導させていただきます。

また、

転んだり、ぶつけたりした場合の歯のトラブルや歯ならびについてのお話もさせていただく予定です。

申し込み方法

6月20日までにFAXまたはメールで下記の内容をご連絡ください。

1.テーマ 良い歯をめざそう!子供の歯の健康

2.氏名

3.職種

4.連絡先(電話かメール)

5.お子さんと一緒に参加されるか?

6.保育(別室)が必要か?(必要な方はお子様の年齢)*保育希望の方は6月17日までにお知らせください。

保育の人数には限りがあります。

聖路加看護大学 及川郁子 平林優子

FAX:03-5565-1626(代)

E-mail: kodomokenko@slcn.ac.jp

です。

ふるってのご参加お待ちしています。

私たちとしては、やはり残念なことですが、歯医者さんに行くことが好きな人はほとんどいらっしゃいません。

それって、どうしてでしょう?

歯医者が怖いところだから?

では何で歯医者は怖いんでしょう?

痛いことや怖いことををされるから?

そうですね。

多くの場合、治療にさいして、麻酔の注射をします。

テクニックのある歯科医師が丁寧にすれば、麻酔もほとんど痛くはないんですが、やはり口の中に注射されるのは、怖いですよね。

でも、このようなことは、子供の頃に刷り込まれたことが基になっていますよね。

子供の頃、虫歯の治療で怖い体験、痛い体験をしたために刷り込まれてしまったこと。

そして、それに拍車をかけるように、

駄々をこねている子や、いうことを聞かない子に向かって、親御さんが

「そんな悪い子なら、歯医者に連れて行くわよ」と叱る。

この間も、近くのお店でものをほしがっている子に対して、お母さんが、

「〜ちゃん言うこと聞かないんなら、歯医者に連れて行くわよ!」って言っているところに遭遇しちゃいました。

ちょっと、悲しかったです。

歯医者が嫌いになるか、ならないかは、親御さんにかかっています。

虫歯になるまでほおっておいてから、歯医者に連れて行けば、そこでは治療をされいやな思いや怖い思いをしてしまう。

そんなことが繰り返されれば、やはり怖くなるのは仕方がありません。

逆に、何にも問題が無いうちから、歯医者に連れて行って歯磨き指導を受けたり食事指導を受ける経験をさせる。そうすれば、子供にとって歯医者は痛いところでも、怖いところになると思いませんか?

実際に、当院に通っているこの中には、こともあろうか、学校帰りに予約も無いのに立ち寄ってくれる子もいるんです。

そうなってくれれば、予防も上手くいきますし、予防が上手くいけば、虫歯にならないし、大人になってもその習慣が続けば、歯医者に通ってはいるけれど、治療をしたことがない、

つまり、歯医者で怖い思いや痛い思いをしたことが無いという状態になることも可能ですね。

私たちは、一人でも多くのお子さんが、一本も虫歯の無いお口でいていただく為のサポートをすることで、社会に貢献していきたいと思っております。

  私たちのまねをして4歳になる子どもが電動歯ブラシを使いたがります。使ってもいいものでしょうか? 

ご家族や身近な方のだれかが電動歯ブラシを使っていると、子どももまねをしたがりますよね。

そのことがきっかけで、歯みがきに興味をもってくれ、習慣になってくれれば、しめたものですね。

子どもが使いたいと思っているなら、電動歯ブラシを使わせてあげてもかまいません。
 

その場合、子供の口にあった歯ブラシのヘッドの大きさ、毛のかたさを選んでくださいね。

電動歯ブラシの利点は、ブラシを持って歯にあてるだけでブラシ自体が細かく振動してみがいてくれる点です。

手先がうまく動かせない場合、簡単に良く磨けるので良いと言えるでしょう。

普通の歯ブラシは、電動歯ブラシと違って、自分で上手に動かさなくてはいけません。

その為、上手くいかないと磨き残しが出来てしまうのは問題ですが、

自分で歯ブラシを動かして歯をみがくことによって、手の動かし方を学習することが出来ます。

結果として、手先の運動機能を高めることになるわけですね。

お箸を使えるようになるのと同じですね。

こういう点を考えると、やはり普通の歯ブラシを使って自分で歯みがき出来るようにさせたいですね。

その場合は、はじめのうちは特に磨き残しに注意をし、仕上げみがきが大切になります。

電動歯ブラシの場合でも、小さいお子さんの場合は、面白がって遊ぶだけになりがちのようですので、仕上げ磨きはするようにして下さいね。

昨日は、本当の良いお天気でしたね。

東京マラソンに参加された方も良かったですね。

昨日と今日が逆だったら、大変でしたもんね。

今日は、昨日に比べ14度も低いそうですので体調管理に注意しましょうね。

さて、前回の続きです。

前回、もし八重歯だったとしても可能な限り犬歯は抜かないほうが良いという話をしました。

ではどうしたら良いのでしょか?

お勧めは、もし可能ならば歯科矯正治療をお勧めします。

多くの場合矯正をするにしても、顎の大きさと歯の大きさの不釣合いの為に、犬歯の生えるスペースが足らないのですから、多くの場合矯正治療をしたとしても小臼歯を抜くことになります。

歯は、もちろん全てが大切ですが、あえて優先順位をつけるとすれば、小臼歯よりも犬歯の方が大切と考えられているため、小臼歯を失ったとしても犬歯を正常な位置に誘導し、機能させることを優先したほうが良いと考えられています。

前回、八重歯とは、 乳歯の奥歯に大きな虫歯ができてしまったことを理由に抜かれてしまって、その後そのまま放置されていたり、顎の成長発育に問題がある場合になってしまうというお話をしましたね。
では、もし八重歯になってしまったら、どうしたらよいでしょうか?
まずできるだけ避けてほしいのが、その八重歯を抜くということです。
歯には、それぞれに役割があり、どれも大切なのですが、あえて言えば犬歯と六歳臼歯はとても重要です。
これらの歯が、いつまでも健康であること、そして適正にかみ合っていることはお口の健康維持に欠かせません。
犬歯は、永久歯の中で一番根が長く、食べ物を食いちぎったり、顎を左右に噛み締めながらずらすときにそのガイドとなるのです。いろんな方向に力がかかっても大丈夫なように根が長くなっているんです。
そして、顎の成長発育にも重要で、乳歯の犬歯を早期に失うと顎の成長がスポイルされてしまうことすらあるんです。 
ですから、犬歯を抜くということはできる限り避けたいのです。
歯並びが悪くなることで一番多く見られるのが、叢生(そうせい)あるいは乱ぐい歯と呼ばれるものです。
これは、歯並びがきれいに並んでいない状態ことを言います。
基本的には、顎の大きさに対して歯の大きさ(特に幅)が大きい場合に引き起こされます。
中でも、日本人に多いのがこの八重歯なんです。
八重歯とは、上顎の真ん中から三番目の歯(犬歯あるいは糸切り歯)がはみ出してしまっている状態になります。
表現は不適切かもしれませんが、イメージがわきやすいと思いますので、あえて表現させていただくと、ドラキュラのような状態だと思ってください。
乳歯の奥歯に虫歯ができてしまったことを理由に抜かれてしまってそのまま放置されていたり、顎の発育に問題がある場合にも八重歯になります。

前回、歯の生え変わり時期の頃に発見されることのひとつとして、これから生えてくる永久歯の数が少ない、あるいは多いということがあり、その中で歯の数が多いときについてふれました。

実は、歯の数はすでにお母さんのおなかの中にいる頃(胎児期)に決まっているため、もうすでに生まれる前から決定しているんですね。

歯の数が少ない場合は、そこの部分の乳歯が、標準的に生え変わる時期になっても抜けてこない、あるいは生えてくる場所に歯がはえてこないということで気づくことが多いようです。

この生え変わりの時期というのは、かなり幅があり標準値と比較したり他の子供と比較して「まだ生えてこない」ということを必要以上に心配をする必要はありません。

多くの場合は、歯の生え代わりの時期が少し遅いだけのことが多いのです。

しかし、それ以外に歯の芽がない場合もあります。

歯の芽がない場合は、そのままにしておいても永久歯は生えてきません。

親知らずや下あごの前歯、そして犬歯の後ろに生えてくる歯などの芽がないことが多いです。

レントゲン検査を受けることで歯の芽があるか無いかはわかります。

そのほかの理由としては、乳歯の根っこが何らかの理由で吸収されないために後から生えてくる永久歯が出てこれない場合や永久歯が生えるスペースが足らないために生えて来ない場合もあります。

でき得る事ならば、定期的な受診でこのようなことを未然に防ぐといいですね>

歯の生え変わり時期の頃に発見されることが多いのが、これから生えてくる永久歯の数が少ない、あるいは多いということです。

実は、歯の数はすでにお母さんのおなかの中にいる頃(胎児期)に決まっているのです。もうすでに生まれる前から決定しているんですね。

そして、歯の数が多い場合と少ない場合があるんです。

歯の数が多い場合は、この多い歯のことを過剰歯と呼びます。

この過剰歯と呼ばれる歯は、上顎の真ん中にできることが多いのですが、生えてくることはまれです。

この歯が原因で、たとえば正中離開(スキッパのようになる)が起こったり、前歯の生える位置が変なところになったり、あるいは歯が生えてこないことがあります。

逆に、何も問題が起きないこともあります。

しかし、見た目では問題がないように見えても、いずれ問題を引き起こす可能性があることもありますので、過剰歯があった場合は、歯科医師に相談されることが大切ですね。

前回まで生え変わりの時期の食事に関してお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?

楽しく、おいしいものをバランスよく食べることがやはり大切ですね。

さて、この生え変わり時期は、健康な永久歯、そしてその歯並びとかみ合わせを作っていくためにとても大切な時期になります。

この時期に、注意してほしいことが、

まず乳歯を虫歯にしないこと、そして万が一にも虫歯になってしまったら早期に治療を受けることが大切です。

乳歯は、いずれ抜ける歯ではありますが、健康な永久歯の歯並びやかみ合わせに導いていくためにとても重要な役割があるんです。

そして、乳歯から生え変わる永久歯はその大きさが大きいために、ちゃんと生えそろうには顎の成長、発育がとても大切です。

日々の生活の中で、しっかりとサポートしてあげていただくことが第一なのですが、多くの場合それが十分にできないのも事実ですね。

そんなときにこそ、歯科医院を受診していただきチェックしてもらうようにしてみてください。

何か問題が起きてから通院するのではなく、定期的な受診が大切です。

前々回までのブログで歯の生え変わりの時期の食事について注意すべきことを書いてきましたが、できればあまり神経質に考えないでいただきたいと思っています。

しいて言えばあのようなことが考えられるという程度にとらえていただけるとうれしいです。

重要なことは、歯の生え変わりの時期は口の中が大きく変わり、それと同時に噛むための筋肉や骨格も成長していく時期になります。

その期間に、生え変わることがマイナスになって食べることがうまくできなくならないように、上手に食べられる支援ができると良いと思います。

その為に重要なことは、食べることが楽しいと感じてもらえることが大切だと思います。せっかくおなかがすいて、食卓に着いたのですから、家族みんなで食べ物の味をよく噛んで味わい、おいしさをユックリと感じて、食べることの喜び、そしてそれだけではなく家族との団欒を楽しみ、また時にはおとうさんおかあさんから食事を通してしつけてもらうことが重要なのではないでしょうか?

きっとそれがお子さんの身体の成長と心の成長に一番の支援になると思います。

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馬見塚デンタルクリニック院長
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