馬見塚デンタルクリニック
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当院の診療も明日までとなりました。

健康歯考ブログもなんとか更新を続けることができました。

基本的には今日が今年最後の更新の予定です。

来年も、皆様のお役に立てる情報を発信していくようにがんばっていこうと思っておりますので、よろしくおねがいします。

さて、本題です。

今日は、お子さんの臼歯の交換時期についてです。

お子さんが9歳頃になると、臼歯の生え代わりが始まります。

生え変わるために、乳臼歯の根っこが短くなり、歯が揺れ始めるためにかむ力をかけにくくなります。

そして、乳歯が抜け、永久歯が生えきるまでに多少の時間がかかる為に食べ物がかみにくい時期になります。

左右の臼歯がある部分がかみ難いため、それまで食べていたものを食べたがらなくなることがあるようです。

また、うまく噛み砕くことができないことを補正するために、食べ物を飲み物で流し込むようにしたり、あまり噛まずにまる飲みしてしまうなることもあるようです。

前歯と異なり、臼歯の生え変わりは周りの人たちが、気がつきにくいことがあるので、注意が必要ですね。

歯のはえ代わりが原因で引き起こされる偏食は、味覚による嗜好が原因ではありませんから、食べ物の調理法を工夫することで、食べやすくしてあげることが大切ですね。

  前歯の交換期の食事
 
 前歯は、乳歯が揺れ始め、抜けてから永久歯が生えるまでに時間がかかることもあります。
また、よく見える所であるため、お子さんの上の前歯がどこか欠けている時期というのは親御さんにとって気になる時期でもありますね。
本来は、二度とない時期ですのでこの頃のお写真をとっておかれるのも良いかもしれませんね。
本来起きるべき発育の過程ですから、あまり心配をされる必要はありません。
 
しいていえば、前歯で食べ物を噛み切ることができずに、食べにくいものが増えること、そして、お子さん自身が、適切な量を噛み切って口にほおばることができにくくなる事があります。
 
前歯がないため、飲み込みにくく、その隙間を埋めるように、自分で舌を前に出して飲み込む習慣がつきやすくなってしまうこともあります。
 
場合によっては、食べ方が上手くいかなくなってしまったり、牛乳やお水などで食べ物を流し込むように食べるようになってしまうことを助長することがあるといわれています。

乳歯が抜けて、前歯がない時期にはお子さんの食べ方をよく観察して見て下さい。
もし、食べにくそうなときには、食べ物の大きさを配慮してみることも一方です。
もともと食の細いお子さんの場合は、食べにくいことが災いして、すぐに食べるのを中断してしまう事になりません。
食事の内容に気をつけ、栄養のバランスを崩さない中で、おいしくそして楽しく食べられるように工夫する事も大切ですね。

 

6歳臼歯の萌出時期の食事

 6歳臼歯(第一大臼歯)はとても重要な歯であることは何度か説明してきました。

そして、この歯が一番虫歯になりやす伊波でもあるんです。

また、噛み合わせの鍵になる歯で、噛む力が一番大きな歯となります。

大人になるとこの歯一本に自分の体重分の力をかけることができるとも言われています。

6歳臼歯は口の中に一部がはえ始めてから、全部生えきるまでに一番時間がかかるために、歯がはえてきるまでの、歯肉が一部被っている間にむし歯になりやすいのです。

このはえきるまでの期間は、最近の軟食傾向が、さらに助長し、歯肉が下がるのを遅くしているのではないかといわれています。

このことを考えると、6歳になってからではなく、幼児期から、いろいろな食べ物を食べて(特に歯ごたえのあるもの)、ちゃんと噛む能力と習慣をつけておくことが大切ですね。

また、歯ごたえのある食品は、それを食べること自体が歯のお掃除の助けにもなるんです。
 

第一大臼歯が生え、そしてしっかり噛み合うようになる7〜8歳頃は、子どもの噛む力はかなり大きくなる時期であると言われています。

この時期には、噛みごたえのある食品を意識してとるようにすることが、噛む力を育てることにも大切です。

 6歳前後になると、乳歯の奥歯のその後ろに、第一臼歯が生え始めます。

そして、同じ頃に前歯の生え代わりも始まります。

生え代わりで乳歯が抜ける時期には、乳歯がグラグラして気になるものですね。

指や下でいじってしまったり、していることをよく見かけると思います。

でも、お子さん自身が違和感だけで、痛みがないようならば、あまり神経質にならず、普通の食事で様子を見るのがよいでしょう。

 ほとんどの場合は自然に痛みもなく抜けてしまいます。

もし、歯がグラグラすることを気にして、食事を食べたがらないようでしたら食事の内容を変えることよりも歯科医師に相談してください。

場合によっては、揺れてきた乳歯をとってしまった方がよい場合もありますから。

また、生え変わる歯の場所によっては、噛みにくくなってしまったりすることもあります。

またこの生え変わる時期をうまく利用することで、咀嚼や顎の成長、発達を促すことにもなります。

生え変わりの時期の食事の内容をご家族の方が少し工夫するだけで、お子様のお口の健康、発達に役立たせることが出来ます。

次回以降で、その辺について触れて生きたいと思います。

昨日は、よいお天気でしたね。

少し動くと汗ばむくらいでしたが皆さんはどう過ごされていたのでしょう?

私は、午前中の早い時間に自転車で走っていました。

よろしかったらこちらのブログもご覧になってみてください。

さて、本日は、永久歯列(大人の歯並び)の完成とその噛み合わせについてです。

永久歯列は、第二大臼歯が生えそろった時点で完成します。

乳歯列が完成し、学齢期になると第一大臼歯が生え始め、混合歯列期(乳歯と永久歯が一緒に生えている時期)を経て、永久歯列が完成するのです。

学齢期とは、お口がもっとも劇的に変化する時期ともいえるわけですね。

つまり、正しい永久歯のかみ合わせになるための重要な時期とも言えます。

実は、正しい噛みあわせといっても、背丈、体つき、顔つき等に個人差があるように個人差があるのです。

これを、バイオロジカルバリエーション(生物学的個性)という人もいます。

正しい噛み合わせとは、その個人に適したかみ合わせのことをいい、それは見た目の形だけを現しているのではなく、機能的にもちゃんとしていることが大切なのです。

顎の大きさや、その上下の位置関係、歯そのもの大きさ、歯同士の上下の関係や隣同士の関係等を全体的に見ることが必要になります。

そして、上下の歯がどのようにかみ合っているか、それが顎の関節に対して影響があるのか等を見ていくのです。

この時期の判断の遅れや誤りによっては、顎の骨が変形してしまったり、顎の関節に異常をきたし手お口が開かなくなってしまったりすることもありまので、注意が必要ですね。

虫歯のことだけでなく、歯並びや顎の成長発達に関しても歯科医師に見てもらうとよいでしょう。

上顎中切歯(上の真ん中の歯)が「ハ」の字状態生え始める状態の正中離開が直らないことの理由のひとつとして 「上唇小帯の異常 」というものがあるということでした。
今回は、奥歯の歯並びについてです。
乳歯の犬歯と奥歯(乳犬歯、乳臼歯)が永久歯にはえかわる時期は、日本人の平均年齢からすると、9〜12歳ころになります。
この時期のことを側方歯郡交換期といいます。
この時期には、すでに前歯と第一大臼歯は生えているのです。
つまり、その間に生えてくる歯のスペースというものはある程度限定されてしまっているのです。
この間(前歯と第一大臼歯の間)のスペースを確保することが、乳歯から永久歯への交換がうまくいく大切な条件となります。
ところが、第一大臼歯は手前に動きやすく、たとえば、虫歯で、この側方歯郡交換期前に乳歯の犬歯あるいは臼歯を失ってしまったり、虫歯を放置しして歯が崩壊するような状態を放置すると、第一大臼歯は手前に動いてしまい、このスペースを確保することができなくなってしまうのです。
結果としては、後からこのスペースに生えてくる永久歯の生える場所が不足してしまい。歯並びが悪くなってしまうことがあるんです。
乳歯を虫歯にしないことは、後々はえてくる永久歯の歯並びの為にも大切ですね。
上顎中切歯(上の真ん中の歯)が「ハ」の字状態生え始める状態の正中離開が直らないことの理由のひとつとして 「過剰歯 」というものがあるということでしたね。
本日はその続きです。
正中離開が直らないことの理由のもうひとつとして
上唇小帯の異常というものがあります。
この小帯とは、上唇の内側から前歯の真ん中に向けて、あるいは置くの頬の粘膜から奥歯にかけて、そして舌のから前歯の裏側の奥に向けて縦に走っているヒダのことを言います。
このヒダが太く、大きかったりすると歯はその部位を避けるように生えてしまい正中離開が起こることがあります。
この場合は、簡単な手術でこの小帯を切除することができます。
上顎中切歯(上の真ん中の歯)が「ハ」の字状態に、生え出してから、犬歯が生えてきれいに並ぶまでの時期を「みにくいアヒルの子の時期」についてお話しました。
さて、本日はつづきです。
実は、上顎中切歯(上の真ん中の歯)が「ハ」の字状態生え始める状態の正中離開が直らないことがあるのです。
その理由としては、
1.過剰歯
2.上唇小帯の異常です。
過剰歯とは、通常の本数より余分にある歯のことを言います。過剰歯自体はそんなに珍しいことではありませんし、それが大きな問題になることも少ないのです。
そのなかの一つ、正中埋伏過剰歯呼ばれるものがあります。
これは呼んで字のごとく、あごの真ん中、つまり左右の前歯のちょうど間に埋まっている歯のことを言います。
このような歯がある場合は、正中離開が直らないことがあるのです。

前回に引き続いて、歯並びについてです。

今日は前歯のお話です。

上の前歯が、生え変わるときに上顎中切歯(上の真ん中の歯)が「ハ」の字のように開いてはえてくることがあります。いわゆるすきっ歯のような状態になることがあります。
この状態のことを私たちは「正中離開」と呼んでいます。
でも、この時期の「正中離開」のほとんどは、心配が要りません。
これは、病的な状態ではなく、生理的な状態であることがほとんどだからなのです。
なぜならば、この上顎中切歯(上の真ん中の歯)は、生え出す前にすでにあごの骨の中で既に「ハ」の字状態になっているんです。
その隣の上顎側切歯も真ん中のはと並行に並んでいます。しかし、その隣の犬歯は「逆ハ」の字の状態になっています。
ですから上顎中切歯(上の真ん中の歯)がたとえ「ハ」の字状態に生えたとしても、犬歯が生えてくるときに内側に押されることになり、隙間が閉じることが多いのです。
上顎中切歯(上の真ん中の歯)が「ハ」の字状態に、生え出してから、犬歯が生えてきれいに並ぶまでの時期を「みにくいアヒルの子の時期」ともいわれているんですよ。

前回は、歯のはえかわる時期とその順番についておはなしをしました。

子供の歯並びが悪くなるのはなぜですか?

乳歯から永久歯に、はえかわっていくということは、すなわち小さな歯から、大きな歯へはえかわるということになります。

そのため、お子さんの顎の大きさも、この時期に大きく成長していくのです。

この成長が十分でない場合、生えてくる永久歯がきれいに並ぶことが出来なくなってしまいます。これが、歯並びが悪くなるひとつの原因です。

あるいは、歯の大きさが、成長した顎の大きさに対して大きすぎることも考えられます。

このような状態では、歯が重なってはえてしまったり、八重歯になったりしてしまうのです。

こんな歯並びのことを、私たちは叢生(そうせい)と呼んでいます。

歯が重なってしまったところは、とても歯磨きがしにくく、虫歯になりやすくなってしまいますので、注意が必要です。

その他にも

今回から、歯のはえ換わりについてのお話しです。

歯のはえ換わりは何歳くらいからですか?

乳歯から、永久歯へのはえ換わりは6歳ころから始まります。

日本人の平均的なはえ換わりの順番は、下顎の中切歯(真ん中の前歯)がはえはじめ、次に下顎第一大臼歯(今はえている乳歯の奥にはえてくる歯)、上顎第一大臼歯(今はえている乳歯の奥にはえてくる歯)、上顎中切歯(真ん中の前歯)という順番になります。

これは、平均的なお話でして、順番が違うからといって心配することではありません。

9月20日の祝日、そしてパソコンの修理の為更新が出来ず二週間も空いてしまいまいした。

ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

では、唾液の作用について、を始めていきたいと思います。

唾液の作用には、口の中を一定の環境に整える作用あり、その作用は、細かく分けると6つの作用があると言われていますというお話しをしています。 

それは、以下の6つになります。

1.抗菌作用

2.洗浄、自浄作用

3.溶解作用

4.緩衝作用

5.皮膜保護作用

6.潤滑、あるいは円滑作用です。

本日は、6.潤滑、あるいは円滑作用   についてです。

みなさんが、お話しをしたりするときには、言葉を発しています。

この時にお口おなかでは、舌は、歯茎、上顎(口蓋)、頬の内側の粘膜や歯の表面に触れたり動いたりしながら、微妙なコントロールをしています。

その動きを滑らかにするために、唾液は働いているのです。

ある種の潤滑剤の働きをしているのです。

このように、唾液はいろんな作用を持っています。

虫歯予防にも、とても大切ですが、それだけではなく身体のを守るためにも、また生活をしていくためにもとても大切な働きをしているんですね。 

唾液の作用には、口の中を一定の環境に整える作用あり、その作用は、細かく分けると6つの作用があると言われていますというお話しをしています。 

それは、以下の6つになります。

1.抗菌作用

2.洗浄、自浄作用

3.溶解作用

4.緩衝作用

5.皮膜保護作用

6.潤滑、あるいは円滑作用です。

本日は、5.皮膜保護作用   についてです。

これは、歯や粘膜の表面を唾液が覆っていることで、歯や粘膜を守る作用です。

最近注目されている、ドライマウスの問題の一つは、唾液の量が少ないと歯を覆うことが出来ずに、虫歯が簡単に発症してしまうのです。

つまり、唾液の量の多い少ないもとても重要になってきます。

そして、この唾液量も検査で調べることが出来るのです。

ご自身の唾液を調べてみたい方、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

唾液の作用には、口の中を一定の環境に整える作用あり、その作用は、細かく分けると6つの作用があると言われていますというお話しをしています。 

それは、以下の6つになります。

1.抗菌作用

2.洗浄、自浄作用

3.溶解作用

4.緩衝作用

5.皮膜保護作用

6.潤滑、あるいは円滑作用です。

本日は、4.緩衝作用   についてです。

この緩衝作用 (かんしょうさよう)とは、お口の中をある一定のpHに保つ作用のことです。お口の中が一定のpHに保たれることによって、お口の中の細菌の繁殖をコントロールしていると言われています。

そしてもう一つが、虫歯菌が出す酸から歯を守る作用があります。

虫歯とは、虫歯菌が出す酸によって歯が溶かされる病気のことを言います。皆さんがお食事をするたびに、食事に含まれる炭水化物を分解し、酸を出します。極端な言い方をすると、食事のたびごとに歯は、酸にさらされることになります。

ところが、この酸を緩衝作用によって、唾液が酸性にならないようにしてくれているのです。

この緩衝作用の能力には個人差があるんです。

能力が高い人は、虫歯になりにくく、逆低い人は、虫歯になりやすい事になります。

そして、この能力は検査で調べることが出来るのです。

ご自身の唾液を調べてみたい方、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

唾液の作用には、口の中を一定の環境に整える作用あり、その作用は、細かく分けると6つの作用があると言われていますというお話しをしています

それは、以下の6つになります。

1.抗菌作用

2.洗浄、自浄作用

3.溶解作用

4.緩衝作用

5.皮膜保護作用

6.潤滑、あるいは円滑作用です。

本日は、3.溶解作用  についてです。

私達は、なぜ食事をするのかというと、それは生きていくために必要だからですね。

栄養をとるためです。

しかし、それだけではなく、美味しさを楽しむこともできますね。

どちらかというと現代はそちらの方が優先されていると思います。

美味しさを楽しむためには、味、匂い、見た目、雰囲気等が大切ですが、その中でも特に大切なのが、味ではないでしょうか?

この「甘い」「辛い」「酸っぱい」「にがい」等を感じるためには、お口に含んだものを溶かす必要があります。

それが今回の溶解作用です。

唾液の溶解作用によって、私達は味わうことが出来るのです。

健康歯考ブログをご覧頂いている皆様、更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

PCに問題が発生し、更新することが出来ずにおりました。何とか問題をリカバーしましたので、これからもよろしくお願いします。

土曜日曜の二日間、当院のインプラントチームのメンバーと共に、インプラントメーカー主催のシンポジウムに参加してきました。特定のメーカーが主催していることもあり、その内容には偏りのあるところもありましたが、ブローネマルク教授の示唆に富んだお話しが聞けたこと、少数ではありましたが、メーカーのコントロールをほとんど受けていないであろう内容の素晴らしいお話が聞けたのが、有意義でした。

さて、唾液の話です。

唾液の作用には、口の中を一定の環境に整える作用あり、その作用は、細かく分けると6つの作用があると言われていますとお話しをしましたね。

では、復習でそれは、以下の6つになります。

1.抗菌作用

2.洗浄、自浄作用

3.溶解作用

4.緩衝作用

5.皮膜保護作用

6.潤滑、あるいは円滑作用です。

本日は、2.洗浄、自浄作用 についてです。

これは、食事をしたときの食べかすを洗い流す作用のことです。食事をしたときに良く噛むことは、唾液の分泌を促し、その結果としてお口の中の環境をきれいに整える作用があるのです。

きれいに整えるといっても、これは、前回お話しした抗菌作用という意味ではなく、どちらかというと物理的に洗い流す作用だと思ってください。

しかし、ここで注意が必要です。唾液に食べかすを洗い流す作用があるからといって、良く噛んで食べれば、食後の歯磨きが要らないとは言えないんです。

昔の、食事の様に食べものが、硬く噛みごたえのあるものだけを食べていたときは、食後に歯磨きなどしなくても、虫歯にも歯周病にもならなかったとと言われているのです。

しかし、現代の軟らか食事をとる生活では、良く噛んだとしても、食後の歯磨きは大切になります。

本当に暑い日が続いていますね。

みなさん体調はいかがですか?私は、汗をかくことが、苦にならないタイプなのと、運動が好きで動いているので、大丈夫みたいです。

そうは言ってもこの酷暑、日中は無理をせず、可能な限り水分の補給を心がける事が大切です。

さて、唾液の話です。

唾液の作用には、口の中を一定の環境に整える作用あり、その作用は、細かく分けると6つの作用があると言われていますとお話しをしましたね。

では、復習でそれは、以下の6つになります。

1.抗菌作用

2.洗浄、自浄作用

3.溶解作用

4.緩衝作用

5.皮膜保護作用

6.潤滑、あるいは円滑作用です。

今日は、その中の1.抗菌作用の説明をさせていただきます。

お口はものの入り口で、食べものや、飲み物が入ってくるだけではなく、時として呼吸で、空気も入ってきますね。

ということは、ばい菌や、身体にとって有害なものが入ってくる可能性もあるわけです。

そのために、唾液には、殺菌作用のある成分や、解毒?作用のある成分が含まれているんです。

このような、作用を発揮する物質としては、ペルオキシダーゼ、リゾチーム、ラクトフェリン、免疫グロブリン(IgA)、等がふくまれています。

これらの成分を有効に働かせるためには、入ってくるものと、唾液をよく混ぜてあげなければ、いけません。そのために、みなさんが出来る事は?

そうです、やっぱり良く噛むことですね。

お子さんのうちから良く噛む習慣をつける事は、いろんな意味で大切ですね。

今週も暑い日が続くのでしょうが、みなさんお身体に注意してお過ごしくださいね。

今週も一週間が、良い一週間でありますように。

本当に毎日暑い日が続いていますね。

どうやって夏バテを対策するか、頭を悩ましますね。

夏バテの対策の一つである、栄養のあるものを食べると言うのはとても大切ですが、バテているのは、内蔵も一緒です。

やはり良く噛んで、食べることで少しでも内蔵の負担を減らしましょうね。

さて、前回良く噛むことは、消化の助けになることをお話ししました。

そして、今日は良く噛むことの効果のもう一つです。

特にお子さんにとってとても大切な成長発達についてです。

実は、最近の軟食化の問題もその一つの原因ではなかといわれているのですが、結果としてものが飲み込めない子供たち、お口がちゃんと閉じられない子供たちがいるのです。

原因はもちろん様々ですし、その治療法もその症状、状態に合わせる必要があります。

しかし、その問題がないとしても、良く噛むことは咀嚼筋の発達を促しますし、嚥下(飲み込み)反射にとっても、効果は期待できます。

良く噛むことは、顎の成長発達にとっても良いことで、歯並びを良くするためにも効果はあるようです。

食べるということは、その栄養価、美味しさに目がいきがちですが、出来る事なら、噛みごたえにも少しでも関心を持って頂けると、お子様のお口の健康を考える上でもとても大切ですね。

良く噛むことで、健口生活です。

先週が祝日になった為、少し間があいてしまいました。

しかし、暑い日が続いていますね。皆さん夏バテは大丈夫でしょうか?

出来るならばしっかりと美味しくて栄養のあるものを良く咬んで召しあがってくださいね。

さて、唾液についての続きです。

今日の冒頭の話にもありますように、美味しいものを食べる時、そしてものを良く噛んでいる時は、唾液がよく出ますね。この様に食事の時に出てくる唾液には、消化酵素の一つアミラーゼというものが含まれています。このアミラーゼは、食べ物の中に含まれているデンプンを麦芽糖というものに分解する力をもっているのです。

そして、良く噛んでアミラーゼがデンプンを消化しそれがその後、胃の消化酵素であるペプシンに作用して、ペプシンの働きをスムースにするというメカニズムがあるそうです。

また、よく噛んでいる間に、食べ物が小さく噛み砕かれるだけでなく、唾液中のアミラーゼともよく混ざるので消化吸収をより促進します。

その間に、その先にある胃や腸などが為ものを取り入れ消化吸収する準備が整い、自分たちにとって必要なものをしっかりと吸収し、不必要なものを体内に取り込まず、ちゃんと排泄するように働くのです。

もっと言うと、食べる前に、その食べ物を目でよく見て、香りを楽しむことで脳(大脳辺縁系)に刺激がいき、唾液がよく分泌され(美味しいものを見たりするとつばやよだれが出るのはそのためです)、胃や腸は食べ物を受け入れる準備を始めるのです。

良く噛むことは、ダイエットにも良いと言われていますよね、良く噛んでいくことで、食事にある程度時間がかかり、その間に満腹中枢が刺激され、食事の量を多く取らずにすむとも言われていますね。

それだけでなく、噛むことは、お子さんの顎の成長発達にとっても、良いものです。

いずれにしても、一度、口に含んだものを出来れば50回位噛んでから飲み込むのが理想で、最低でも20回は噛んで頂けると良いと思います。

でもこれが、意外と難しいもので、数回噛むと飲み込みたくなってしまうんですね。ちょっと試してみてくださいね。

そこでひと工夫、食事の中に、食べ応えのあるものや、良く噛まなければいけないもの例えば玄米の様なものを入れると良いようです。

いずれにしても、今まで出来あがった習慣を変えるのは難しいものです。しかし、その習慣もはじめはなく、自分で作ったも野なのですから、新たのことも習慣となってしまうように継続することが大切ですね。

サッカーのワールドカップも終わりましたね。

前評判と違い、日本代表も頑張ってくれ、寝不足の日々が続いている方もいたのではないでしょうか?

いずれにしても、岡田監督、日本代表選手、そしてコーチやトレーナースタッフの皆さんお疲れさまでした。

振り返ってみると、マスコミの力と言うのは本当にすごいものだと思います。

嘘を伝えているのではないですが、ワールドカップ前の岡田批判のあらし、そして試合が始まってからの豹変ぶり、しかたのないことかもしれませんが、いかがなものなのでしょうか?

ビフォア―アフターというような番組があるそうですが、マスコミワールドカップビフォア―アフターの様な番組をやってみるのもおもしろいかもしれませね。

想像以上に力をもったマスコミが、もう一度自分たちのあり方を問うてみるの良いのでは名でしょうかね。

試合が始まるまでの、選手、岡田監督そして、そのご家族ははどんな気持ちだったのでしょうか?

私の様な人間には、到底耐える事のできなかったと思います。

さて、今日は唾液の話です。

唾液には、大きく分けるとまず2つの大きな働きがあります。1つは、みなさんもくご存じの消化作用です。そして、2つ目が、口の中を一定の環境に整える作用です。その作用は、細かく分けると6つの作用があると言われています。

ご存知でしたか?

それは、以下の6つです。

1.抗菌作用

2.洗浄、自浄作用

3.溶解作用

4.緩衝作用

5.皮膜保護作用

6.潤滑、あるいは円滑作用です。

それぞれに付いて、今後説明をさせていただきます。

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プロフィール

馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
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