馬見塚デンタルクリニック
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前回、「医療関係者は数字や統計学というものを用いて分析していくことで、治療効果を少しでも高くしようと努力しているのです。」というお話をしました。

テレビ、新聞、雑誌、インターネットで治療について調べても「成功率が何%だ」とか、「症例数が何百です」というものをご覧になると思います。

この数字にも、いろいろと突っ込みどころがあり、それをどうとらえるかをこれから知ってもらえればと思うのですが、まずその前にもう少し身近な数字で、この数字捉え方を学んでみましょう。 

では、よくある宣伝です。

 驚異のダイエット食品! 1日1回これを食べるだけ! たったの3カ月で30キロの減量に成功!といったものがありますよね。  

このような数字には、我々からすれば、突っ込みどころ満載なのです。もちろんこのような表現が嘘をついていると言っているのではありません。

たとえば、

たしかにこの人(対外このような宣伝の場合、体験者の型の写真が載っていますものね)には効果があったのでしょうが、これが、本当に皆さんに聞くものなのか?

あるいは単に特異な場合だったのかがこの表現ではわからないのです。

また、以前に何かの雑誌で、

このような、使った→減った(あるいは効いた)というのは、〈祈った→降った→(だから)効いた〉とする雨乞いと同質であるとして、『雨乞い【3た】論法』というと書かれていた記憶があります。(うまいことを言いますよね)

期限を決めず、雨が降るまでずっと雨乞いを続けていれば、すべての雨乞いは“有効”ということをもじっているのだと思います。 

こういった数字の使い方は、民間療法や健康食品の宣伝そして、語学学習の宣伝等良く使われる論法ですね。

もしそれが事実ならば、世の中で太った人がこんなにいるのはなぜでしょうね。

そして、アメリカや日本までもが国を挙げてメタボ対策をしているのはなぜでしょうね?

また、世界中の医療者が日夜研究を重ねているがんについても、その民間療法が万人に有効であれば、がんの人もいなくなっているはずですよね。そうしたらどれほど幸せなのでしょう。

ですから、みなさんもこのような耳触りのよい宣伝文句にだまされないようにしてくださいね。

アッ、すみません。このような宣伝が全部嘘を言ってるというのではありませんよ。

話は、横道にそれますし、これは単なる私見ですが、なぜこれほどまでに様々なダイエット法が世の中にはあるのでしょうか?

そして、ブームになったダイエット法は今どうなっているのでしょうか?

また、芸能人の方でダイエットを提唱された方たちはその後どうなのでしょうね。

生理学的に考えると、食事をバランスよくコントロールし、継続的に適度な運動を継続する以外に、体重、厳密には体組成のコントロールはできないのではないでしょうか?

ちなみに私は、3年前から始めたクロストレーニング(走る、泳ぐ、自転車に乗る)の実践で、体脂肪率は10%代の前半を維持しています。

先週までで、医療の世界、あるいは医学の世界が多くの皆さんが思っていらっしゃるよりも不確実な部分があるということがおわかりいただけたでしょうか?

 それではなぜ、健康情報や医療・医学を語るのに、統計や数字が使われているのでしょう。 

 一つには、先に述べたように医療・医学の世界にはまだまだ不確実な部分が多いということ、そして、医学には「絶対」がないということを意味しているといえます。 

 これは、言いかえれば、人間の体は複雑で、工業製品を作ったり、修理したりするように単純にはいかないと言うことの表れなのです。もちろん工業製品でも、マニュアル通りにはいかないことはあるでしょうし、その技術者、職人さんの勘所が大切になってくることもあると思います。

 しかし、医療ではたとえば、よく効くとされる抗生物質のような薬でさえ、ある程度の人(10%前後)で、事前にその薬効に定めた期間内に、期待どおりの効果が得られないこともあるといわれています。 

 ですから、薬の効果がある・ない、効果がでるまでの時間、そしてその薬によって引き起こされてしまうであろう副作用の有無、種類、そしてその程度などはいずれも一定ではなく、人によって異なってしまうのです。だから、薬の能書き、あるいは使用説明書はじっくりと読めば読むほどわかりにくいものなのです。

 人の体が、複雑で医療がいかに進んだ現代でも、不確実な部分がおおく、そして未知なるものも多いがために、

 どのようなことが原因で、治療結果や薬に効果にそのような差が生じるのか、治療を行った患者さんや治療を行わなかった患者さんの情報をたくさん集めて検討すること(これを統計と言います)で、その要因を明らかにする必要があるのですね。その過程では、数字を使った要約は不可欠なのです。

 ですから、医療関係者は数字や統計学というものを用いて分析していくことで、治療効果を少しでも高くしようと努力しているのです。

ここ2回ほどわかりにくい話になっていますが、みなさまが今後医療を受けていくうえで、必ず役に立つものですのでもう少しお付き合い下さい。 

では続きです。

確か、99.9%は仮説という本があったと思います。

その本の内容はどうであれ、実は、医学の世界の情報も皆さんが思っているほど確固としたものではないのです。

医療は科学的根拠に基づいたものでなければならないと言われているのはご存知でしょうか?

ちょっと誇張した表現で言いかえればそれは多数決の理論にのっとっているべきだと言っているのです。

そして、ある学説にはそれを覆す学説が存在します。

つまり、医療の上では、良い・悪い・効く・効かないのように、白黒がはっきりした情報がほとんどないと言えるかもしれないのです。おそらく「何をばかな」と思われるでしょうね。

しかし、このようにとらえることができるということも理解していただきたいのです。「これではあまりにあいまいだ」と思われるかもしれませんが、人がそれぞれ違うように、そして、医療はその人を対象にしたものである故に、ある意味あいまいさが存在するのです。

この現実を冷静にそして自己都合ではなく客観的に理解する覚悟が必要なのかもしれません。その上で、いかに、正確と思われる、あるいはまともな情報を見出す事が出来るかが、情報の受け手である皆さんとそして我々医療従事者にも問われているのです。

極論ではありますが、情報が少なかった時代では、得られた情報が全てであり、それを頼りに自分で判断するしかなかった、その為、情報を出す側も、受け取る側も真剣だったのではないでしょうか?

また、ある意味であきらめもついたのではないでしょうか?

現在の進歩した情報化社会では、本当に多くいの情報が簡単に手に入ります。

とても便利になったように一見見えますが、その弊害は確実に医療の世界にも押し寄せています。

 昨日今日と温かい日が続いています。気持ちがよいのはありがたいですが、寒暖の差がこうも激しいと体調を崩しがちですのご注意ください。

 さて、前回の続きです。前回もお話ししましたが、健康や医療、そして病気とその予防に関する情報は、ほぼ毎日のようにさまざまなかたちで発信されています。  

 たとえば、「これを飲めば、血糖値がみるみる改善する」、「血圧が高いと言われた方へ」という広告、「○○を食べてボケ予防」と、「これを食べれば簡単ダイエット」と、ある特定の食材をとり上げるテレビ番組や雑誌、「〜で選ぶ病院ベスト〜」「名医が選ぶ病院ランキング」などの出版物、「○○がんはワインを飲む人の方が、全く飲まない人に比べ発症率が低かった」等の新聞報道など、きりがありませんね。 

 そして、数字となると健康診断や血液検査を受ければ、検査値が提示され、その数値が基準値より高かったり低かったりすれば何らかのチェックがついてしまい、場合によっては「再検査」あるいは「精密な検査を受けるように」となってしまいます。 

 現在、医療では「インフォームドコンセント」が当たり前となっています。それどころか、「インフォームドチョイス」だともいわれるようになってきていますね。

 それ自体はある意味で良い事ではあるのですが、その結果として最終の判断はご本人にゆだねられ、治療方針はご自身で決める事が前提となってきました。

 その為に、今や病院で行われる検査、検査値に関する本や、一つの病気を題にした出版物も数多く出回っています。

 つまり、病気になって医療機関を受診したら、皆さんが好むと好まざるに関わらず、場合によっては機械的に、薬に関する数字や、その治療法の成功率、病気の再発リスク、手術後、治療後の5年生存率などの数字を突き付けられてしまいます。数字というものは、物事を評価、判断するには良いと言われてはいますが、事医療に関する数字は、ときとしてあまりにも非情であったり、かってな解釈をされてしまったが為にトラブルになったりしがちです。 

 そして、このような情報は多種多様で、玉石混交な状態です。その上、受け取る側(これが多く場合患者さんという素人になるわけで)に情報をちゃんと判断する力が備わっていないことが多く、結果として、理解しがたい方法や特定の食品に翻弄されてしまい、事もあろうか無駄な時間とお金を使った挙句、良かれと思って取った行動で健康を損ねることになりかねません。

 また、情報の偏りから、その利点のみが誇張されてしまい、医療や健康、予防にたいする期待があまりに大きくなりすぎて、治療方法や手術法の選択を誤ったり、本来保たなければならない医療従事者との信頼関係を損ねる原因になってしまうこともあります。 

 それだけではなく実は我々医療従事者も、文献、学会、研修会、講座、情報紙から出される情報の選択や解釈を誤ってしまっていないとは言えないのです。

その背景には、医療従事者の勉強不足ということもあるとおもいますがそれだけではないのです。

本人は一生懸命勉強していたとしても信じたその発信元で間違いがある場あるのです。

 医療を取り巻く環境のあまりにも速い変化、関連企業の偏った営利追求、医療機関自体の経営環境の悪化、患者獲得のための安易に新しいものに飛びついてしまう等があるのです。

 もちろんおわかりでしょうが、全ての医療者がそうだと言っているのではありません。

大変残念なことですが、ごく一部でこのような事が起こってしまいっていると思って下さい。多くの情報が簡単に手に入る様になった事は、良い面ももちろんあるのですがその取捨選択は難しくなっているようです。

なんとも複雑です。

  健康歯考ブログも回を重ねいろいろな情報を発信してきました。

最近は、「あなたの大切なお子さんを虫歯にしないために大事な事」と題し、今回で30回目になります。

そこで今回から数回に分けて、我々医療者が題している情報について、そのとらえ方、向き合い方をお話ししたいと思っています。

 21世紀になり、世の中がいくら進歩したとしても一生病気にならず、医療と無縁でいることはとても難しいですね。

しかし、その中でも歯科医療(虫歯、歯周病)は、皆さんの少しの努力と、我々のサポートで、かなりの確率で予防が可能なのです。その為の情報として、このブログもあると思っています。

 やはり、例えどのように世の中が変化しても、健康でありたいという願いは、普遍的なものの一つでしょう。そして、ITがもたらした、情報革命で、おびただしい情報があふれる中、皆さんの関心は健康情報番組や最新治療の話題へと向かっているように思います。

 そのため、テレビ、雑誌、新聞等でも、健康、医療にかかわる情報が、毎日のように取り上げられています。 

しかし、この時、情報の受け取り方を誤ると、良かれと思ってとった行動、たとえば、健康の為に摂った食品やサプリメントあるいは健康法が、かえって健康を損ねたり、医師との信頼関係を崩壊したりすることもあります。 

 私達が発信しているこのブログですら、本当に正しいのか、どうしてそんなことが言えるのかと思われることもあると思います。

そこで、次回から、医療や健康に関する情報、そして、特にその情報の正当性を示す上で用いられる「数字」を中心に、情報の捉えかた、そして向き合い方についてお話しします。

バレンタインデーは、ついに友チョコと呼ばれるものまで出現してしまいましたね。

これは製菓会社の戦略なのでしょうか?

いずれにしても、今まで以上に日本中で大量のチョコレートが消費されるわけですね。

そんな事もあってでしょうか?

こんな質問がありました。

「甘いものはやっぱり虫歯の原因だと思うのですが、子供に甘いものを食べるなという事もなかなかできません。何か良い方法はありませんか?」

甘いもの(炭水化物)は確かに虫歯の原因です。その摂取量を減らす事は、虫歯予防には有効だと思います。

しかし、だからと言って絶対に食べてはいけないわけではありません。

実際には、炭水化物をとらないなんてことは、不可能ですし。栄養学的にも良くありません。

まず、甘いもののとり方について、覚えて頂きたいのは、虫歯予防という観点からだけなら、大切になるのは、その量よりも、とる回数と時間なんです。

もちろん、入らない事が一番なのは事実ですが、甘いものがお口の中に入る量が問題といより、入っている時間が問題です。

食事自体を含め、だらだらと長い時間をかけて食べるのではなく、比較的短時間で食べるようにすることが望ましいのです。

だからと言って、食事を楽しむことなく一気に食べるというのはどうかとも思います。

食卓での団らんは、家族のふれあいにとっては大切なはずです。

テレビなど見ずに、みんなで楽しくご飯を食べる事を楽しんでほしいです。

しかし、おやつとなると、回数と時間を決めてあげることが大切ですね。

なるべく時間をかけずに、食べてもらうことが大切です。

テレビを見ながら、ゲームをやりながらではなく、おやつを食べる事に集中してもらうことも大切かもしれません。

甘いものを否定するよりも、その摂り方を工夫することが大切です。

また、できうる限りひと手間加えたご家族の手作りおやつをあげられた方が良いと思います。

そして、食べたらすぐ磨く習慣を身につける事も大切ですね。

今日は、虫歯予防についてではなく番外編という形で、「歯磨きでインフルエンザの予防」というテーマです。

2010年2月8日付け共同通信社の発表で
「歯磨き効果?インフル減少 洗面台増設の小学校で」というものがありました。

それによると

 東京都杉並区が児童に歯磨きの習慣を付けるため、昨年夏に区立小2
校で洗面台を増設したところ、この2校の2学期中の新型インフルエン
ザによる学級閉鎖率が平均45%と、ほかの区立小41校の平均79・
6%に比べ大幅に小さかったことが6日、分かった。

 歯磨きで口の中を清潔に保つとインフルエンザの予防になるとする指
摘があるが、区は当初は念頭に置いておらず、思いがけず効果
が"実証"された格好。これを受けて区は2010年度にさ
らに区立小5校で洗面台を増設する。

 杉並区教育委員会によると、同区の歯科医師会から「小学校で歯磨き
ができる環境を整備してほしい」との要望があり、夏休み期間中にモデ
ル校として2校で計49個の蛇口が付いた洗面台を増設。2学期開始の
9月から洗面台に近い教室の児童らに給食後、歯磨きをさせていたとい
う。

 区教委は「科学的な因果関係は証明できないが、歯磨きをすれば、う
がいや手洗いも並行してやることになる。児童の予防意識の向上にもつ
ながったのではないか」と分析している。

 学級閉鎖率は、全学級数のうち学級閉鎖になったクラスの延べ数の割
合。同区では1クラスの欠席児童が1割を超えた場合、校長などが学級
閉鎖を検討する。

ということでした。

以前のブログでも書いたのですが、

なぜ口の中をきれいにしておくと、インフルエンザにかかりにくくなるのでしょう?

s-ムシバラス.jpg

 

そのメカニズムは以下のように推定されています。

鼻からのどにかけての粘膜はタンパク質の膜で覆われているため、ウイルスはなかなかくっつくことができないようになっています。


しかし、口の中にいる細菌が出す「プロテアーゼ」という酵素(タンパク質を壊すことができる物質)がタンパク質でできた膜を壊すことで、ウイルスが鼻からのどにかけての粘膜にくっついて、インフルエンザにかかってしまうと考えられます。

ですから、お口の中をきれい(細菌を減らす様)にすることで、鼻からのどの粘膜を覆っているタンパク質の膜を守ることが出来るのですね。

もしよろしければ、以下のブログもご覧になってみてください。

 

http://118.akibare.ne.jp/article/13395590.html

http://118.akibare.ne.jp/article/13397780.html

http://118.akibare.ne.jp/article/13398658.html

 

前回、赤ちゃんの食事についてお話したので、今日は乳児の食事についてお話したいと思います。

大人も同じですが、虫歯予防にもよくかむことが大事です。

それは虫歯を防ぐ働きのある唾液の分泌がさかんになるからです。

もちろん、咬むということは消化を助け、唾液中の酵素の働きで、がんの予防にも効果があるとされています。

それだけではなく、咬むことであごの発育が促されたり、脳が刺激され、頭の働きが良くなり、精神も安定するといわれています。実は、この良く咬むということは、習慣づけがとても大切なんです。最近はあまり咬まなくても食べられてしまう食品が多く、咬まないあるいは咬めない子供たちが問題になっているんですよ。

ですから、小さいうちから良くかむ習慣を身につけさせてあげることが大切です。

 1才を過ぎて奥歯が生え、モグモグかむ動作が上手になる乳児期には、素材の切り方やゆで方の加減を変えたり、ヨーグルトにきざんだ果物を組み合わせたり、揚げ物の衣にゴマを使って咬みごたえをアップさせるなど調理法を工夫してかむ回数を増やすと良いですね。

奥歯の第二乳臼歯がはえそろう3才までは、あせらずに子供の発育に合わせて、少しずつかむ練習をしましょう。追加ですが、食物繊維の多いひじきなどの乾物や根菜類は歯の表面についた汚れを清掃する効果もありますよ

 さて、次はおやつについてです。市販のお菓子や清涼飲料水にはカルシウムと結合して体外に排出させてしまう、添加物や糖分を多く含んでいます。

出来る事なら、手作りのおやつをつくってあげられると良いですね。

あまり難しく考えずに、例えばさつまいもをふかしたり、とうもろこしをゆでたり、牛乳を使ったデザートを作ったり。ちょっとした手間で、バランスの良いデザートになります。

一番大切な事は、食べるということは本来楽しい事のはず、咬むことを強制するのではなく、咬むことを楽しめるおいしい食材を使って楽しい食事を心がけて下さいね。

以前に、赤ちゃんの歯を強くするための妊娠中のお母さんの食事を注意する必要性があるかないかに関するお話をしました。

今日は赤ちゃんの食事についてです。

以前にお話したように、歯の芽は妊娠7週目くらいから作られ始めます。

健康で丈夫な歯を作るために実際にどれほど効果があるかは、わかりませんが、いずれにしても食事の栄養バランスに気を配る必要があります。

では、実際に赤ちゃんの食事はどうするべきでしょうか?

離乳食が始まるまでは母乳やミルクが赤ちゃんの栄養源なので、ママがきちんとバランスのとれた食生活をするようにしてくださいね。

そして、新生児期を過ぎて授乳のリズムが一定になったら、赤ちゃんのお口の清潔を保つためにダラダラ飲みをさせないように注意してください。

 離乳食が本格的に始まったら強い歯そして健康な体を作るためにも、しらす干しや煮干などの小魚、大豆製品、緑黄色野菜、乳製品、海藻類、肉、魚などカルシウムやタンパク質を多く含む食べ物をバランスよくあげて下さい。

この時、食べ物を丸飲みしないように離乳食の量や硬さに気をつけて料理してあげることが大切です。あと、ダラダラ食べたり飲んだりさせないことも気をつけてください。

唾液には口の中をきれいに洗い流す働きがありますが、しょっちゅう何かを食べていると その効果が追いつきません。離乳食を与える時間を決めましょう。離乳食をしっかり食べるようになったら、できれば寝る前の授乳はやめたほうが良いですね。

上の前歯に汚れがつきやすく虫歯になる可能性が高いので、1才を過ぎたら哺乳ビンやおっぱいだけでなく、コップで飲む練習を始めましょう。

さて、指しゃぶりの続きです。

指しゃぶりは、いつまでにやめさせればよいのでしょうか。

3歳頃までの指しゃぶりは心配ないとされていますが、日中も遊びに夢中になれないくらい頻繁にしていたり、指にたこができるほど強く吸っている場合は注意が必要です。それ以降、習慣化している場合はやめるよう促すことが必要になるとされています。

 さて、多少の知識を持っている私ですが、実は小学校にあがる前まで娘の指しゃぶりが続いていました。

日中、保育園ではすることはないそうですが、家にいて眠い時や、テレビを見ている時に指しゃぶりをします。

本人いわく、左手はバナナ味、右手はイチゴ味がするそうで、指を吸うと安心するとの言い分でした。

「お誕生日をむかえたらお姉さんになるからやめようね」とか「歯が前にでるからやめようね」というのは効果ありませんでした。

親指にからしを塗るなどを試したことはないのですが、ここまできた以上、自覚をもって自らやめていくように促したいと思い、夜、寝る前に両手の親指にキャラクターのばんそうこうを貼って、「歯が前にでないようにやめよう」と話をしました。

 これが少し効果があって、就寝前の指しゃぶりはばんそうこうをはらなくてもしなくなりました。

ただし、睡眠中や普段も時折しており完全にしなくなったわけではなかったのです・・・

しかし、しばらくすると嘘のように指しゃぶりをしなくなったんです。 

 というわけで、指しゃぶりを治す方法でこれだ!といえるものを私は分かりません。

その子にあった時期、方法は千差万別だと思います。大切なのは、その子が指しゃぶりがやめられない状況を考えて、子供が指しゃぶりをしなくても安心できる環境をつくることはなのだと思います。

いずれにしても、指しゃぶりを続けてしまうことは後々問題になる事が多いので、愛情を持ってやめさせてあげることが大切ですね。

前回の続きで、指しゃぶりについてです。

前回、6歳を過ぎても指しゃぶりをしている場合は、特別な対応をしないとやめることが難しくなるということをお話ししました。

 では、指しゃぶりが長く続くことで、どのような影響がでるのでしょうか。

まず、ひとつはかみ合わせの影響です。上の前歯が前方にでてきたり、上顎の顎そのものが前方にでてくることがあります。分かりやすくいうと、出っ歯の状態です。上の前歯が前方にでることによって、上下の前歯が咬み合わなくなり、隙間があくことがあります。

この状態は、単に見た目が出っ歯さんになってしまうというだけではなく、前歯で物が咬みきれなくなッてしまいます。特におそばやスパゲティーのような麺類が咬みにくくなることがあります。

そして、発音がしにくくなったり、舌を隙間に入り込ませる習慣がついたり、唇が閉じにくいことで口呼吸になることがあります。 この状態を放置することは問題で、発音障害、呼吸障害が取れなくなってしまうことがあるのです。

そして、この状態のまま成人になってしまうと矯正をしても、理想的な状態にすることは難しいことが多いのです。

単なる指しゃぶりと安心せずに、歯科医院を受診して相談される事をお勧めします。

新年明けましておめでとうございます。

お正月休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?

実は、年末まで働いていたスタッフが昨日無事元気な男の子を出産しました。

私達にとって新年早々から嬉しいニュースでした。

お正月中は久しぶりにお子さんと長い時間一緒ん過ごされた方もいらっしゃるのではないですか?

そして、お子さんがお昼寝する時や夜眠りに就くときに、指しゃぶりをしている姿を見かけませんでしたか?

今日は、そんな子供の指しゃぶりについてお話しをしたいと思います。

お子さんの指しゃぶりについて悩んでいるお母さんは多くいらっしゃるようで、患者さんから聞かれたり、保育園の父兄の懇談会などでも話題にでることが多くありました。

恥ずかしながら、歯科衛生士の私も、6歳の娘の指しゃぶりをどうやめさせるか、悩みを抱えている母親のひとりでした!! 今回は私の体験も合わせてお話しをしていきたいと思います。

 まずはじめに、何故、指しゃぶりを始めるのかお話しをしたいと思います。 実は、人間はお母さんのお腹の中にいる時からすでに指しゃぶりを始めているそうです。これは、生まれてすぐに母乳を飲むための練習として重要な役割を果たしています。

 生後2〜4ヶ月頃は、口のそばにきた指や物を捉えて無意識に吸うため、指しゃぶりは自然な行為だといわれています。そして、5ヶ月頃になると何でも口にもっていってしゃぶるようになるため、この時期の指しゃぶりも自然な行為なので心配はいりません。

 1〜2歳になると遊びが増え、昼の指しゃぶりが少なくなり、退屈な時や眠い時にみられるようになります。その後、5歳を過ぎると自然と指しゃぶりをしなくなるのが平均的な発達です。そして、6歳を過ぎても指しゃぶりをしている場合は、特別な対応をしないとやめることが難しくなるそうです。

前回の続きです。

赤ちゃんの歯の芽と言える「歯胚」ができ始めるのは、妊娠7週目。

この頃に、もうすでに赤ちゃんは、自分の歯を作る準備が始まっています。

健康な歯をつくるためにも、カルシウム、良質のタンパク質やビタミン類が欠かせません。

特に大事なのがカルシウムですが、実は、その土台になっているのがタンパク質です。カルシウムの吸収を助けるタンパク質、カルシウムやタンパク質が効率よくはたらくために必要なビタミンACD

これらをちゃんと摂取するために、1日3回バランスのとれた食事を心がけましょう。

ただし、赤ちゃんが必要とする量は少量なので、つわりのひどい時には無理をせず、食べれるものを食べて下さいね。

前回もお話ししたとおり、ただカルシウムをたくさん取ればよいというわけではないのですが、比較的不足しやすいカルシウムですから、注意して取る必要があるかもしれませんね。

では、カルシウムが多い食品はどんな物があるでしょう。

牛乳、煮干、いわしの丸干しなどはすぐ想像するかもしれませんね。

実は、他にも納豆や小松菜、モロヘイヤ、キャベツ、昆布などもカルシウムが豊富なんです。

納豆にはビタミンBも多く含み、理論上は歯周病予防にも効果があります。

フッ素を多く含む緑茶や食物繊維をが多い干ししいたけ、寒天、ひじきもバランス良く取り入れるとよいですね。

インスタント食品やスナック菓子、清涼飲料水に多く含まれているリン酸塩は多く取りすぎるとカルシウムと結合して体外に排出され、カルシウム不足を引き起こしてしまう可能性があります。

可能な限り手作りのお料理を美味しく召し上がってくださいね。    

子供の歯を丈夫にするために、妊娠中の食事では、どんなことに気を使うべきでしょうか?

きっと皆さんは、カルシウムの多いもを食べたほうがよいと思われているでしょうね?

つまらない答えになりますが、

基本的に、栄養のバランスの良い食事を心がけることが大切なのです。しばらく前になりますが、あるあるなんとやらというTV番組がありました。最終的にその報道の根拠についての問題で中断になったと思うのですが、そこでこの食品は〜に効果がある等の事が良く取り上げられていましたよね。今でもそれに似た番組や雑誌などがありますが、理論上栄養学的にその効果があったとしても、それだけをあるいはそれを偏って多く取ることには、問題があります。

〜ダイエットという、たとえばバナナダイエット等の単品食品によるダイエットがあたかも効果がある様に見えるのは、その成分に優れたものがあるのではなく、それしかとらなくて良いから、簡便で、それでいて摂取カロリーを低く抑えられるからなんですね。本来良いことではないんですよ。

ですから、皆さんに注意してほしいことは、栄養のバランスの良い食事を心がけること、可能であるならば、旬のものを新鮮な状態で、楽しく、おいしくお腹にいる赤ちゃんに元気に育ってねと話しかけながら召し上がることだと思うのです。

それでも、おそらくもう少し詳しく、お知りになりたいと思いますので、それは次回にさせて下さい。

 今
日は虫歯の進み方についてのお話です。

最初の段階の虫歯は歯の表面を浅く溶かし、歯が白く濁ったり、溝が茶色くなったりします。

見つけにくいので検診を受けることをお勧めします。

もう少し虫歯が進むと、歯の一番外側のエナメル質がある程度溶けてきます。この段階では、痛みも自覚症状ありません。小さな穴が開いた状態になっていますが肉眼では解りくいこともあります。この段階なら治療もわずかな時間ですみます。

虫歯がもっと進んで象牙質まで達すると、見てわかる穴が開いて しみることがあります。穴が小さくても奥で広がっていることもあります。

象牙質と呼ばれる部分は、エナメル質に比べて軟らかく虫歯の進行も速いため、すぐに治療が必要です。

もっと進み歯髄(神経)まで届くと、しみたり、強く痛んだりします。このままがんして放置すると最後には神経が腐り、歯ぐきが腫れたり、硬いものが噛めなくなります。こうなると重症です。乳歯の根の先に病気ができてしまい、永久歯の生え方にも影響するので、注意してくださいね。場合によっては、歯を残せない可能性があります。        

乳歯のエナメル質や象牙質の厚さは、永久歯の半分しかないので、虫歯になるとあっという間に進み

ます。痛みも感じにくいので、定期的に歯科健診を受けてチェックしておくことが大切です。                 

2010年1月17日に、第13回健康歯考講座を開催させて頂くことになりました。

今回の講座では、「PMTC」についてのお話をさせていただきます。

虫歯、歯周病の予防に最も効果があるPMTCは、お子様の歯を虫歯にしない為にも、たいへん効果のあるものです。

当院でも、このPMTCを継続的に受けて頂くことで、虫歯の一本もない永久歯を持ったお子様たちが通院しています。

今回の講座では

PMTCは、本当に効果があるのか?
その歴史的背景
当院の実績
PMTCってどんなものなのか?
なぜ、当院はPMTCを取り入れているのか?
PMTCはなぜ虫歯や歯周病を予防することができるのか?

等、PMTCについて理解をふかめて頂き、PMTCをより身近なものにしていただければと思っております。

皆様のふるっての参加をお待ちしています。

ご興味のある方は、こちらをご覧になってみて下さい。

よろしくお願いいたします。

今日は虫歯がどうやってできるのかをお話したいと思います。

お口の中に食べ物のカス(特に糖分)が残っていると、口の中にいる虫歯菌はその糖分を食べてのり状の物質をつくりだし、そのネバネバを上手く利用して歯の表面に膜のように張りつきます。そのネバネバに引き付けられていろんな菌達が集まってきます。

これを歯垢(プラーク)と言います。歯垢は虫歯菌を含んだ細菌の大集団のようなものなのです。

そして虫歯菌は食べカスからネバネバをつくるだけではありません。

実は、ネバネバの他にも歯を溶かす酸を作りだします。この酸はとても強くて、いくら硬い歯の表面のエナメル質と呼ばれるカバーすら溶かしてしまうのです。

こうやって歯に穴があいていくことを虫歯と言います。そして、歯垢の付着は素早く、食事直後から始まります。

この歯垢を取り除くために歯磨きが必要なのです。歯磨きを怠ると歯垢はどんどん成長していきます。そして、自分の歯磨きでは取りきれないような歯垢まで完全に取り除くことができるのがPMTCなのです。

ただし、お口の中にはいつも唾液が流れていて、特に良く噛むとその刺激でたくさんの唾液が分泌され、汚れをあらい流す事が出来るのです。歯ごたえのある良く噛まなければいけない食品を多く含んだ献立を食べている人は、虫歯になりにくい食生活をしていることになります。

また、いったん虫歯菌の出す酸で溶かされた歯は、初期のうちなら自分の唾液の中からカルシウムやリンなどを取り込み、かたまり直し(再石灰化)てもとに戻る力をもっています。

良く噛むことは、虫歯予防に大変役立つのです。

すごいメカニズムで歯は守られているのですね。

でも、安心しないでくださいね。

甘いものが好きな子、歯につきやすいベトベトした食べ物が好きな子、一日中ダラダラ食べ続ける子、歯磨きをちゃんとしな子たちは、溶かされた歯が戻るよりも虫歯に金によって溶かされる量が多いため虫歯が進行してしまうのです。                        

虫歯になりやすい所はどこですか?

虫歯菌が住みやすい所、居心地の良い所が、虫歯になりやすい所となります。

今日はその場所、虫歯菌の好きな3つの場所のお話をします。

虫歯菌は歯ブラシが当たりにくい場所を住みかにどんどん増えて虫歯を作ります。

 まず、一番目、特に虫歯になることが多いのが奥歯です。

奥歯はよく使う歯なので汚れやすいのに、ブラシがとどきにくいですよね。噛む面の溝には汚れがたまりやすいので、特に注意が必要です。

 二番目は上の歯の前歯も早い時期に生えてくるので虫歯になりやすい歯です。特に歯並びに隙間がない子は要注意。歯と歯の間がくっついたところは歯ブラシだけでは磨きにくく汚れがたまって、この場所も虫歯になりやすい場所の1つです。 

 そして、もう1箇所が歯の生えぎわのくぼんだ部分。ここもよごれがたまり易いのに、お子さんが歯ブラシを嫌がる場所ですよね。

まんべんなく磨いているつもりでも、磨き残しはあるものです。もちろん100%磨ければよいのですが、それを親御さんが頑張ろうとしすぎ、無理やりやっては、お子さんが歯磨きを嫌いになっては本末転倒です。

効率的な歯磨きの仕方、自分の磨き癖、つまりどこに磨き残しをつくってしまいやすいのか?等を知ることが大切ですよね。歯科医院の歯科衛生士は歯磨き指導のプロフェッショナルなんです。一度相談されてみることをお勧めします。

また、冒頭でお知らせした健康歯考講座のテーマでもある
PMTC
というクリーニングで、お口の中の歯垢を完全に取りきることもできます。歯科医院によっては、
虫歯予防プログラム
を実施しているところもあると思いますので、ご相談されて見てはいかがですか?

前回までよだれについてお話をしてきました。

よだれは、お口からあふれ出る唾液の事ですね。

今回はこの唾液のお話です。

唾液は、虫歯予防に大変重要な役割を果たしています。

唾液はとても個人差があり、サラサラしている人もいればネバネバしている人、その量の多い人少ない人、そして酸に強い人、弱い人がいます。

簡単にいうと、唾液がサラサラで量が多く、その性質が酸に強いと虫歯予防にたいへん効果的なのです。

 だからといって、うちの子はよだれを垂らすくらいだから、唾液の量は多いから、虫歯にはなりにくいんだと安心しないでくださいね。

前回までのブログでお解りいただけたと思うのですが、よだれが多い事=唾液が多いとは言い切れないことを、忘れないでくださいね。

 ではどうしたらいよいのかと言うと、

歯科医院で唾液を調べてもらうことができるのです。

その検査によって、唾液の量、質などが解るんです。

とても簡単な検査ですから、ご興味のある方は歯科医院に相談されてみてはいかがでしょうか?

この検査では、唾液の性質だけでなく、虫歯菌の量や今後の虫歯へのなりやすさもチェックできるんですよ。

ご興味のある方はこちらをご覧になってみて下さい。

前回は、唾液が何らかの原因で、出る量が多くなる場合の事をお伝えしました。

今回は、唾液の出る量は正常でもその唾液を飲みむことにに問題ある場合についてです。

このような症状で小児に多いのは、へんとうの肥大(アデノイド)や舌が大きすぎてしまうことで、普段から何かに夢中になっている時、たとえば、テレビを見ていたりする時に口が閉じずにぽかんとあいていたり、舌を出している、あるいは、睡眠中のいびきが大きい等の症状があった場合は、これらの疑いがある場合があります。

他の原因として考えられる小児のよだれは、脳性まひや精神発達遅滞などがある場合にも起こることがあります。

以上のように様々な原因が考えられますので、歯科を受診され、必要があればその後一度、小児科もしくは耳鼻咽喉科を受診をされた方がお良いかもしれません。

基本的には、唾液が多いことは虫歯予防には有利な事でもあります。

いつも、ご覧頂きありがとうございます。

今日の質問です。 

二歳半になる男児がいます。歯が生え始めたころから、ほかの子に比べてよだれが多く、気になっています。絵本やテレビや何かに夢中になっている時によだれが多いようで心配です。どこか悪い所があるのでしょうか。 

よだれとは唾液(だえき)がお口の中に過剰に存在し、口の外に流出する状態をいいます。

よだれが多くなる原因には、実際に唾液の量が多い場合と、出る量は正常でもその唾液を飲みこむことに問題がある場合が考えられます。

それとは別に、何らかの原因で、唾液を出す命令が必要以上に脳から出てしまうことによることがあります。 たとえば、けがにより外傷や脳炎、腫瘍などによる障害や、精神障害、薬物中毒よってもおこることがあります。

小児歯科でよく見かけるよだれは、実際に唾液の量が多い場合は、乳歯の生える時期によるものが多く、生後四―五カ月ごろから始まります。

この場合は、お口の中に乳歯が生える時の刺激により、唾液の分泌が多くなるためです。ほとんどの場合、唾液の飲み込み方が上手になり、乳歯が生える刺激も減ってくる頃、離乳が完了する一〜二歳までには改善しますが、多少長びいて三歳ごろまでよだれの多い子も時々見かけますが、基本的には問題はありません。

その後、三〜四歳以上で、よだれが多くなった場合は、口内炎、虫歯などの痛みが原因して起こることが多いものです。これらの場合、疼痛で、食べたがらなくなったりします。病気が治り、痛みがなくなれば、よだれの量は元に戻ります。

続きは、次回にさせて下さい。

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