馬見塚デンタルクリニック
東京都中央区明石町8-1 聖路加ガーデン内 セントルークスタワー1階

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さる8月5日の日曜日に、私達インプラントチームの歯科衛生士全員でセミナーに行ってきました。この日は体が溶けてしまうのではないか!?というくらい暑い日だったのですが、セミナー会場はものすごく冷房がきいていて、私達は寒さに凍えていました。
セミナーは『 歯科医院の感染管理 〜インプラント治療外科的侵襲を伴う治療に必要な環境づくりと世界基準に準拠した機器を使用しての洗浄、消毒、滅菌〜 』というものでした。
その中で、“平成18年6月の医療法改正に伴って、平成19年4月1日より医療機関は医療安全管理体制を確保することが義務づけられ「院内感染防止体制の整備」が新しく義務化されることになった。そういった流れの中で日本の医療機関でも、国際的な基準に基づいた感染管理がとりいられていくだろう”という話しがありました。
(本当にそうなっていくように私達も頑張ります!ただ今回のセミナーに参加したのはたぶん5医院ぐらいだったと思うのですが、5月に参加したラスベガスで開催された1万人規模のインプラントのカンファレンスを考えると、今回のような内容にも、もうちょっと人が集まりそうなのに、と思ってしまうのですが、、、。)
当院でもヨーロッパの厳しい基準に基づいてインプラント手術の環境を作っています。インプラント手術というものは無菌状態の骨膜下に無菌のインプラント体を埋入する処置です。ですから私達は最大限、できうる限りベストで清潔な環境を作るようにしています。
そして、より安全に確実に患者さんへその環境を提供するために、私達は今回のようなセミナーに参加したり院内で勉強会を行ったりして、これからもブラッシュアッップし続けていきます!!
今回は既往歴についてお話します。
既往歴とは過去にかかっている疾患の経過のことをいいます。分かりやすく言うと、現在かかっている病気と過去にかかったことのある病気の症状や経過、治療内容、服用している薬などのことをいいます。私たちは、初診でお見えになった患者さんに、必ずこの既往歴についてお伺いします。ではなぜ、そのようなことを患者さんにお聞きしなければならないのでしょうか?
実は虫歯の治療のような一般的な歯科治療自体が、直接お身体に負担をかけることは少ないのです。しかし、治療に対する恐怖感や緊張によるストレス、そして治療の際に用いられる薬剤やインプラント手術のような外科処置は、高血圧や糖尿病、心疾患などをお持ちの場合、重大な影響を及ぼす可能性があるのです。私たち医療従事者は、治療を安全に行わなければなりません。ですから、皆さんのお身体について現在の状態だけではなく、過去からの既往歴を把握することで、リスクを少なくすることが可能となるのです。また服用しているお薬があればその情報からリスクを少なくする事も可能です。
例えば麻酔ですが、麻酔薬の中には血管収縮薬が入っているので高血圧の方は局所麻酔の注射を受けるだけで血管が収縮され、さらに血圧が高くなる可能性があります。そのため、高血圧の方には血管収縮薬の入っていない麻酔薬や血管収縮薬を倍量に薄めた麻酔薬を使用し、モニターをつけて血圧を測定し、血圧の急激な変動がないかを確認しながら治療をする等の注意が必要です。
麻酔薬にアレルギーがある方は、再び同じ麻酔薬を使用することで、アレルギー症状が重篤にでる場合があるため、事前にお話いただくことが大切です。
院長のブログの中でコントロールされていない糖尿病の場合、感染を起こしやすくなるというお話もありましたね。
このように、みなさんが歯科治療とは関係ないだろうと思われることが、治療に大きく影響することがあります。そのために、私たちは皆さんに既往歴をお伺いしているのです。
しのすけ40
前回は、インプラント治療における、禁忌症についてお話ししました。今回は、禁忌症と反対の意味である『適応症』についてです。適応とは「ある環境、その他の条件にそのものの調子がうまくあうこと」をいいます。(日常使う言葉で、適応能力という言葉も同じ意味です。)
適応症のなかにも、絶対的適応症と相対的適応症の2つがあります。インプラントにおけるこの2つの言葉の説明について、例をあげてご説明します。
絶対的適応症:インプラントができる全ての条件(骨の状態、健康状態、経済面、患者さんの精神面など)が揃っている、かつ他に治療法がない症例。つまりインプラント治療を拒む理由が1つもない症例。
相対的適応症:インプラントの他にもいくつか治療方法があり、他と比較させて、治療法を選択する症例。
例えば、インプラントが可能な全ての条件をクリアしていても、患者さんご自身の希望が他の方法だとしたのならば、これは絶対的適応症ではありません。
また、患者さんはインプラントを希望していても、お身体に病気があり、担当医師に手術はできませんと止められたら、もちろん手術はできません。
禁忌症のブログは→こちら
 
私たちの説明が患者さんに伝わっていない、または説明していなければ、正しい情報を患者さんは得られません。たとえインプラント治療の絶対的適応症にあてはまる患者さんがいたとしても、またインプラントが最善だとしても、患者さんはインプラント治療を知らずに他の方法を選択するでしょう。
インプラントに関してだけでなく、私たち医療従事者は、患者さんが選択できるように正しい情報を与え、かつアドバイスをすることができなくてはなりません。そして患者さんは、その治療を受けることの利益と不利益を考えて、治療方法を選択すべきなのです。選択をする時は、利益にばかり目がいきがちで、情報を出す側もその利点ばかりを強調しすぎている節があります。もちろん得られる利益も大切ですが、そのために引き起こされる可能性のある不利益にも注目すべきではないでしょうか?
この不利益なら自分は受け入れられると思う治療を選択するこで、後でこんなはずじゃなかった、、、と後悔することは少なくなると思います。
来週のブログは、インプラント班がお盆休みを頂いている為、お休みさせて頂きます。尚、診療は暦通り行っております。
では、再来週のブログを楽しみにしていてください☆
7月も終わりに近づいてきましたが、梅雨明けはいつになるのでしょうか。今日は金曜日なので、インプラント班よりブログを書かせて頂きます。来週の更新日には梅雨明けしているとうれしいですね。じめじめした日が続きますが、体調など崩されないように気をつけてくださいね。
さて今回は、「インプラント治療における禁忌症」についてお話させて頂きます。禁忌症って?と思われた方もいるかもしれませんが、禁忌症とは、インプラント治療が行えない場合のことをいいます。
文献を見ると、高血圧症、糖尿病、心臓疾患、喘息、そして血友病や急性白血病などのように出血しやすい疾患などが挙げられていますが、これらの病気の方の全てが、絶対にインプラント治療を行うことができないというわけではありません。治療を行うことで期待される成果とリスクを、治療を受ける患者さんと全身疾患を担当する医師と歯科治療を行う歯科医師が、他の治療法と比較、検討して決めていきます。
例えば、糖尿病の方は、きちんと医科を受診し、HbA1-c(過去1ヵ月の平均的な血糖値)のコントロールができていないと、免疫力が低下し、感染しやすくなる場合があります。医科の担当医と直接連絡をとらせて頂き、HbA1-cの数値によっては手術を見送る場合もあります。きちんとコントロールできていれば、手術を行うことは可能です。
インプラント治療だけでなく、その他の治療にも利益と不利益が必ずありますので、その両方をよく理解し、治療を選択していく必要があります。
第7回健康歯考講座 インプラント編『インプラントの安全について』
のお申込み受付を開始致しました。
今回から「インプラント治療の流れ」と題しまして、お話をしていきたいと思います。
それでは手術について・・・といきなりインプラントの治療ができるわけではありません。
インプラント治療を始める前には、治療計画などの準備が必要になります。
以前のブログでレントゲンやCTの撮影についてお話をしたことがあります。それをもとに、インプラント治療をすることが可能かどうか、最も有効な方法かどうか、その他の治療法はあるのかどうかを診断します。
インプラント治療も他の歯科治療と同様、あくまでも治療の中の選択肢のひとつにすぎません。インプラントも100%万能な治療法ではありません。その治療のメリットとデメリットの両方を理解することが不可欠です。そして最終的には患者様ご自身で治療法を選択していくことからスタートします。
インプラントが可能な場合にはどの場所に、どのインプラントを埋入するのか事前に充分な診査を行ないます。CTのデータを利用し、コンピューターを使ってあらゆる角度から診査や、治療計画をたてます。
全身疾患やアレルギーなどがある方は、場合によっては病院を受診していただき、インプラント手術を行なっていくうえで問題がないかなどを確認します。これはインプラント治療に限らず、通常の歯科診療を受ける上でも大切なことです。
その後、抜歯、虫歯や歯周病の治療など、インプラント手術を始める前に必要な処置を行ない、手術の時期を決定します。
ここまでが手術前の流れですが、次回からはすこしずつ解説をしていきたいと思います。
梅雨らしい一週間でしたが、今日はお洗濯日和ですね!
当院では、以前ブログでお話したこともありますAED(自動体外式除細動器)を設置しております。
AEDには患者さんの体につける除細動パッドがあるのですが、先日、当院のパッドの2年間の有効期限がきましたので新しいものを購入しました。
当院では2年間、使用する場面はありませんでしたが、いつでも、どこでも、誰にでも、心停止が起きるものと考えて、「これからも気を引き締めていこう!」と新しいパッドを設置しながら思いました。
昨年からはじめた『インプラント歳時記』も早いもので、9ヵ月が過ぎようとしています。読んでくださる方に、インプラントについて正しく理解して頂きたいと始めましたが、お役に立てているのか案じております。
最近のブログを読み返してみると、ちょっと私達からの一方的な内容のような・・・
そこで、来週からはインプラントとは何か、手術では何を行うのか、最終的にどう仕上がるのか、どんなケアをすればいいのか、というような患者様からのよくある質問もふまえお話しをしていきたいと思います。できるだけ分りやすくお伝えしたいと思っておりますので、どうぞお楽しみに!
こんにちは。梅雨だというのに、今年は例年の4割しか雨が降っていないようです。もうすぐ7月だというのに。。。水不足が心配ですね。
そしてラスベガスから戻り、1ヵ月半が経とうとしています。月日が経つのが早く感じます。
私は、2週間前にインプラントを専門に治療してしている医院のアシスタントの講習会に参加しました。この講習会を開いている医院の院長先生は、多くのインプラントの講習会で講演をしている先生です。ラスベガスの講習会でもお話をされていました。そんな先生の医院に学びに行けるので、緊張もしましたが、ワクワクしながら伺いました。
アシスタントの講習会は、基本の基本から教えて頂き、とても勉強になりました。しかし私にとって1番勉強になったことは、今回医院で働いている先生の姿を見れたことでした。常に患者さんの立場にたつということ、言葉で言うのは簡単ですが、なかなか難しいことです。今でも診療の合間に空き時間があれば、その先生は患者さんの座るユニットに座り、患者さんの目線で医院を見渡すそうです。また、インプラントの手術の翌日に患者さんに先生がお電話をし、状態をうかがっていた事からも、先生の優しさを感じました。
今回の講習会では、自分が忘れていた大切なものを教わったような気がします。自分が患者さんなら、どうしてもらいたいか、そのことをもっともっと考えた行動をとらなくてはいけないのだと思いました。インプラントの講習会の中で、先生が1時間もこのお話をわたし達にしてくださったことを感謝しています。その気持ちをこれから先もずっと忘れずに仕事をしていきたいと強く感じました。
今週も梅雨の時期とは思えない、よく晴れた日が続きましたね。毎年、この時期は夏が待ち遠しい私も、さすがに雨が恋しくなっております。季節の移り変わりを感じて過ごすことの幸せを、あらためて感じる今日この頃です。
先日、友人から『30秒で世界を変えちゃう新聞』という号外をもらいました。NHKでこの号外について放送があったそうですが、その内容はというと・・・世界が直面している最大の問題である地球温暖化により、このままでいくと10年後には今の生活はできなくなるという様々なデータがでています。その全てが公表されているわけではないでしょうし、想像以上のことが起きる可能性があるのだと思います。今からあきらめて10年後を待つのか・・・その号外のなかでは自分の半径3メートルを変えれば世界は変わる!と書いてありました。割り箸を使わない、みんなで同じ時間に打ち水をする、レジ袋を使わない、近い産地の食品を買うなど身近なことで地球を救えることがたくさんあるのだそうです。
ちなみに今晩は世界中でスローな夜をと2003年に始まった『キャンドルナイト』の日、電気を消して、キャンドルの灯のもと過ごそうというイベントがあるそうです。なんだか素敵だと思いませんか?
この号外を読んで、私はとても刺激を受けました。
私も子供達の未来のために、やれることをやろうと思いました。家では『電気をこまめに消す』『水をむだにしない』ことを子供と約束しました。
インプラント手術の際は感染予防のため、使い捨ての製品を多く使用しています。インプラントの成功のためには絶対に必要なことなのですが、結果的にはゴミを増やしてしまっています。
そこでインプラントチ−ムでも、地球を守る為に何が出来るのかを考えてみます。不必要なゴミをださない、エネルギーを大切に使う、私達も出来るところから始めていきたいと思っています。
関東地方も梅雨入りしましたね。
例年この時期は「じめじめする〜、洗濯物が乾かない〜」などと愚痴を言っていたものですが、今年はちょっと違います。雨の日もいいかも♪と感じているのです。
最近、美術館に映画館、それからヨガ教室に行った時、いずれの日にも雨が降っていたのですが、これがとても集中出来るのです。この気候はじっくり考えたりするのに結構向いているのかもしれませんね。
また、ラスベガスに行っている間に一度もかき混ぜていなかった我が家の糠床(若い方には馴染みが薄いかも知れませんね。)の状態が回復してきているのです。我が家の糠にもこの気候が適している様です。
先日も雨が降った日に母と二人で映画を観に行きました。
『ストリングス』(操り人形による映画です!)を観ようと思っていたのですが、時間帯が合わずに断念し、さだまさしさんが原作で松嶋菜々子さん主演の『眉山(びざん)』という映画を観る事にしました。(その他には『名探偵コナン』もありましたが、、、。)
という事で、この映画に対しては事前の情報も無く、特に期待もしていなかったのです。そもそも邦画を観に行くのは『リング』以来で、、、
蓋を開けてみると、、、涙で私の鞄がびしょびしょになってしまったのでした。内容が分かってしまうといけないのであまり書けませんが、タイムリーな事に母と娘の話でした。それから医療に携わる者としては特に深く考えさせられるエピソードもありました。
こんなにもしっとりとした、おだやかな映画を観たのは初めてかもしれません。ぜひ皆さんにも映画館で観て欲しい作品です。
さて前回お話ししたように、今回は「第5回健康歯考講座」に来ていただいた皆様からのご意見やご感想をご紹介いたします。
    *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
◆今日は両親(60才代)も一緒なので、難しい言葉などを分りやすい表現にして頂いての講座で良かった。両親もよく理解できたようです。サッともってきて頂いたひざかけうれしい、ありがとうございました。
前回同様ハートが届きました。あったかくなりました。ありがとうございました。(30代 女性)
◆ 気づかないことまでより丁寧に講演して頂きまして誠にありがとうござしました。高い志の皆様のもと安心してかよっております。ありがとうございます。(40代 女性)
◆ 今日中にブログなどでもおさらいしておきます。ありがとうございました。(40代 女性)
◆ 歯を失う原因『ばいきん』『力』を肝に命じます。手術を受けた後の感染予防についても是非おうかがいしたいです。(30代 女性)
◆ 非常に分りやすく、勉強になりました。(60代 男性)
◆ 大変ウレシイ時間でした有りがとうございました。(70代 男性)
◆ 私も先生の手術のしかたは賛成。ねだんが高い理由はわかった。来て話をきけてよかったです!(50代 女性)
◆ インプラントが永久な治療でないこと、初めて知りました。(60代 女性)
◆歯のことだけではなく、医療を取りまく環境や患者としての心がまえも知ることができおもしろかったです。(30代 女性)
◆高額といわれる治療費にも、ふれて頂けると有難いと思います。(60代 女性)
◆ 皆さんの一生けんめいないき方がひしひしと伝わって来て感動しました(70代 女性)
◆ 大変興味深く、気持ちよく講座を受ける事ができました。(60代 男性)
◆ インプラントの現状、貴院の取り組みがよく分かりました。(40代 男性)
◆ ブランケット助かりました。また開催してください。(30台代 女性)
◆ わかりやすくて勉強になりました。介護が必要になった場合、どうすればよいかが疑問です。(30代男性)
    *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
貴重なご意見をいただきまして心より感謝しております。
第5回健康歯考講座を行った日は、梅雨とは無縁の快晴でした。また、朝も早い時間の開催、そして休日であったにもかかわらず、たくさんの方が参加してくださいました。本当にありがとうございました。
こんにちは。少し汗ばむ季節となりましたが、みなさんは体調など崩されていないでしょうか?
さて、先日、当医院主催の健康歯考講座を開催させて頂きました。皆様の貴重なお時間を頂いてこのような講座が開催できましたこと、心より感謝しております。
大勢の方々の前でお話させて頂くのは、初めての経験でとても緊張しました。みなさんに、きちんとお伝えすることができるのかなと、不安にもなりましたが、スタッフの協力と支えによりやり遂げる事ができました。歯科診療同様、この講座も、チームで行うことでの意味や大切さを再確認できました。
ご参加頂いたみなさんも熱心に聞いてくださり、また、アンケートにもたくさんのお言葉を頂き本当にありがとうございました。次回のブログで、ご紹介させて頂きます。
第五回スタッフ集合写真
これからも正確な情報をお伝えし、また、皆様の疑問や不安が少しでも解消できるようスタッフ一同頑張ってまいります。
次回、7月29日(日)には『親子で虫歯予防』と題しまして講座を開催させて頂きます。みなさま、是非ご参加ください。
おはようございます。先週1週間、インプラント班は講習会の為ラスベガスへ行ってきました。私は去年の9月にインプラント班に入り、今回ラスベガスの講習会に連れていってもらえることになり、ワクワクしながら向かいました。海外に行くと和食が恋しくなると言いますよね。例にもれず私も和食が恋しくなり、帰りの空港でお寿司を食べました。日本についてからも、まず和食を食べました。やっぱり日本人は和食ですね!!
日本とアメリカ(ラスベガス)を比べると、日本は繊細でアメリカはダイナミックだと感じました。食物の味やお店に並んだ商品の作り、道路の車線...そして今回の講習会でも何かそれに似た印象を受けました。
今回のインプラントの講習会は、世界規模で行なわれたのですが、日本人の参加者が500人!と2番目に多かったそうです。日本で、インプラントへの関心が高まってきているのがわかりますね。
講習会はとても広いホテルで行われ、会場がいくつもありました。メイン会場での内容は、最新治療の「すぐに咬めるインプラント」「歯肉を切らずに行なうインプラント」のオペのライブ映像が殆どでした。
これを聞くと患者さんはすごい治療だ!と思うでしょうね。講習会でオペのライブ映像を初めて見た私も、すごい!!と思いました。
すぐに当院でも導入できればいいのに、と思ったのですが、後で院長に「最新の治療を、国を超えて大勢の人が見る事ができることが、大きな講習会の良さだけど、その反面、新たな治療の良い点だけがクローズアップされて、必ず考慮しなければならないデメリットについては、多く語られない。これが問題なんだ。」と言われました。
確かに今回の講習会でもその殆どが、利点だけが発表されていたと私も思います。「新しい治療」が「本当に患者さんの為になる治療」と証明される必要があり、そうなるまでには、もう少し時間がかかりそうですね。
この講習会で私個人として得られたものは、「私たちインプラント班が患者さんに提供しているインプラント治療は、今回の講習会のオープニングに出られたブローネマルク教授がいつもおっしゃっている方法にのっとった、基本に忠実で、信頼できるものだ」ということに確信がもてたことです。
また講習会に参加し、当医院のスタッフだけでなく、多くの先生やスタッフの方々とお話ができ、本当に素晴らしい経験ができたと思っています。
その経験を1つでも多く、今後に生かしていきたいと思っております。
ラスベガス
院長とインプラントチームが、研修先のラスベガスに旅立ってから1週間が過ぎようとしています。数日前に電話がありました。かなりのハードスケジュールをこなしているようですが、充実した講演内容に得るものが大きいとの話でした。
私はラスベガスに行ったことはないのですが、砂漠の中の町を想像しています。外気温は35℃くらいあるそうですが、室温が17℃くらいに設定してあるそうで「エアコンがききすぎてかなり寒い!」とのことでした。
風邪などひかないといいのですが・・・。
帰国後、研修の内容とおみやげ話を聞けることを楽しみにしています。
このブログの中でもお話しをさせて頂きたいと思っておりますので、楽しみにお待ち下さい!
第5回健康歯考講座も6月3日(日)、もうまもなくの開催となりました。
皆様に少しでもインプラント治療をご理解いただけるよう、スタッフ一同、準備を進めております。
まだ若干の空きがございますので、ご希望の方はお申し込みお待ちしております。
先日、私の兄が当院でインプラント手術を受けました。(このブログは兄に了承を得て書かせていただいております。)
私はいつも通りアシスタントとして手術に参加しました。

静脈内鎮静法

のもとで行っているので、手術中の兄は少しウトウトした状態でした。でも、妹である私の声には一番敏感に反応してくれていたのです。
なんだか、ちょっとジーンときました。やっぱり兄妹!『愛』ですね。
でも兄は静脈内鎮静法の効果によりオペ中の事をあまり覚えていなかったのでした、、、、、、。
こうして、自分が納得するものを提供し、そして少しでも役に立てたと感じられて本当にうれしいです。つくづくこの仕事をしていて良かったなと思います。これからも頑張ります!!
‘頑張る’と言えば、明日から私達インプラントチームは研修でラスベガスに行きます。盛り沢山のカンファレンスの内容を受けて、大きな期待とそれを吸収しなければというプレッシャーで、今ドキドキしています。
でも困った事に、まだ荷物の準備をしていないのです。スーツケースの鍵がある事を願うばかりです。
では、行ってきます!
昨夜はものすごい突風でしたね。今朝も電車が止まったところがあったようで、当院のスタッフは少しの間、止まった電車の中に閉じ込められてしまったそうです。皆様の中にも通勤に影響が出た方がいらっしゃったのではないでしょうか?
目まぐるしく変わるお天気、体調の管理に気を付けないといけませんね。
と言っている私は今年初めての風邪をひいてしまい、ゴールデンウィーク中ずっとグスグスしていたのでした。
ご報告が遅くなりましたが、来週末から8日間、私達インプラントチームは研修でラスベガスに行きます。インプラントに関する大規模なカンファレンスが数日間にわたって開催されるのです。
世界的に活躍されている先生方の話を直に聞けるチャンスとあって、インプラントチームも気合いが入っています!
毎日、朝は7時30分から夕方17時30分まで様々なプログラムが組まれています。インプラントチーム一丸となって知識の向上と共有に勤めます!!
そして学会から帰ってきてすぐに『第5回健康歯考講座』を開催します。
学会で得てきたことも少しお話しできるかもしれませんね。この講座はどなたでもご参加頂けます。お申し込みはこちらまで→http://www.118.md/kouza_05.asp
学会、そして講座と続きますので「体調を崩さないように体を鍛えよう!」と私はジョギングを始めたのですが、、、、、、3回目で前述の通り、風邪をひいてしまったのでした。(もちろん休みあけとともに全快しました!)
皆様もくれぐれもお身体を大切になさって下さい。
さて、第5回健康歯考講座まで1ヶ月と近づいてまいりました。今回の内容は前回同様、インプラントについてです。前回の内容に加え、CTによる画像診断についてもお話したいと思っております。
どなたでもご参加できますので、お気軽にお申し込み下さい☆
お申し込みはこちらからお願いします→ http://www.118.md/kouza_05.asp
先週までのブログに“少し内容が難しかった”との意見をいただきました。
とはいえ、今週も簡単とは言えないのですが....今週は『インプラントと骨がどのようにくっついていくのか』という事について書かせていただきます。(不思議に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?)
私が手術に入る時は、手術の準備の段階から、これから書くことを常に頭に入れて行っています!!
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、インプラントはチタンでできています。その表面を5000倍(想像のしにくい倍率ですよね。。。)に拡大したものが右の写真です。この写真から分かるように、表面には多くの凸凹があり、骨の細胞が入り込みやすくなっています。
骨は、破骨細胞という骨を食べてしまう細胞と、骨芽細胞という新しく骨を作る細胞の2つの細胞により、常に古い骨から新しい骨へと置き換えられ続けています。この細胞の働きが骨とインプラントの間にも起こり、骨がくっついていくのです。
インプラントと骨との間は、1つの異物をも介すことなく密接にくっついています。
生体はとても繊細なので、生体がインプラントを異物だと判断しては骨とくっつきません。つまりインプラントを骨の中に埋め込むまでにインプラントを汚染させてしまうと、骨はくっつかないのです。だからインプラントを埋め込むまで、インプラントを汚染させないことがとても大切なのです。
お知らせです。
来週、馬見塚デンタルクリニックは暦通りのお休みをとらせていただいております。
インプラント班からのブログもお休みさせていただきます。よろしくお願いします。
それでは皆様、素敵なゴールデンウィークをお過ごし下さい。
こんにちは!それにしても今週は寒かった〜。
春はどこへ?と思っていましたが、今日は暖かくなりましたね。
ほっと一安心したところで、先週のブログのイラストの謎にお答えします。
『スタッフの小言』にも書いていましたが、4月18日は語呂合わせで良い歯(418)の日でした。それにむけて歯之助(しのすけ)も頑張ってブラッシングしていたのです。
今回はピカピカになった歯之助と、おめかしした歯頭(しず)ちゃんが仲良くお出かけです。
お天気になって良かった。
今日は『ショートインプラント』についてのお話をさせていただきます。
POCの2日間の講義の中でも主題の一つでした。これは『どのような場合でも“短いインプラント”を選択する』という考え方のことです。
短いインプラントか長いインプラントか(といってもその差はわずか数mmなのですが)この差を議論することは大変良いことだと思います。
口の中や顎の骨で考えた時に1mmの差は非常に大きいものなのです。
歯科医師がこの数mmにこだわり続けることは重要だと思います。単純に長いか短いかだけではなく、適切な長さとはどうあるべきかが重要なのです。
生体に浸襲が少ないという点で、短いインプラントのメリットはあります。
ただし、生体がどういう反応をするのか、すぐに分からないことが山ほどあります。
そのひとつひとつをクリアにして積み上げて、初めて応用していかなくてはならないと思います。
なかには、少数の研究者達の短い期間の臨床報告のみで製品化されたり、臨床の手技として応用されたりしてしまい、場合によっては世界的なブームになってしまっているものもあります。
今後もより生体への浸襲が少なく、患者さんの負担が少ないインプラント治療へとどんどん改良されることを願いながら、今後の動向に目を向けていきたいと思っております。
ブローネマルク教授は、生体を守ることを一番に考えインプラントシステムを作りあげました。そして、今でもその考えのもと治療を続けています。
教授は、成功したインプラントの話だけでなく“失敗したインプラントの検証をして議論することが必要だ”と話していました。
今回の講演の中では、インプラントの失敗についての報告も多くありました。
今後このような議論が盛んになることを期待します。
私は今回この講演会に参加して「インプラント治療をさらに安全な治療にするべく努力していきたい」とあらためて思いました!
さる3月24日、25日に開催された『Pacific Osseointegration Conference』での講演についての感想を歯科衛生士の視点からお話しさせて頂いております。今回は3回目です。
ブローネマルクシステムの生みの親である、ブローネマルク教授が講演の中で『私達は大工仕事をしているのでは無く、生きている生体(顎の骨のこと)を相手にしているということを常に考えなければならない』とおっしゃっていて、その言葉が非常に印象的でした。
実際に、歯科界では、インプラントを顎の骨の中に入れる事を「インプラントを打つ」と表現されることがあります。まるで板にクギを打っているかのように聞こえてしまうと思いませんか。
教授は決して大工さんの仕事を揶揄するつもりで言っているのではないのです。
例えとして、「生き物でない物にクギを打つ時に注意すべき事と、生体に人工のチタン性のスクリューを移植する時に注意する事が同じではないはずです。
相手が生体である以上は、感染、術中、術後の反応、患者さんのQOL等、様々な事を注意しなければいけない、現在のインプラントを取り巻く環境はその事をわすれてしまってはいないか?」と問いかけているのだと思います。
実際に、現在のインプラントを取り巻く環境では色々な変化が急激に起こっています。おそらくこれはインプラントに限らないと思います。
社会、経済、政治様々な環境で、少し前では考えられなかったようなスピードで物事が変化していますし、それをおそらくは私達も要求してしまっています。
たとえが悪いかもしれませんが、携帯電話やパソコンはヘタをすると3ヶ月もすると古くなってしまいます。そのスピードについていく為に、充分な検証もされず、本当に必要かどうかもわからない改良(改悪?)がされ続けてしまっていることも多いのでは無いでしょうか?
話は戻りますが、インプラントの世界でも様々なコンセプトが次々と発表されており、その中には、確かに短期的には素晴らしい臨床結果を示しているものもありますが、いかんせん研究ならびに経過観察の期間の短いものがほとんどなのです。
新しくより簡便で安価なものを望んでしまう風潮、そしてそれを作り出す商業主義の大きな力に巻き込まれてしまっているのかもしれません。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、ブローネマルクシステムのインプラントは10年以上に渡る基礎研究のうえで臨床に応用され、すでに40年以上の臨床実績がある治療なのです。
そして、今ある多くのインプラントのシステムがブローネマルクシステムを何らかのかたちで模倣しているのですが、それに加えシステムをより簡便で安価なものにしてしまっている物も存在するのです。
教授は「マイナーチェンジをする事が、けして上手くいくとは限らない。」とも言われていました。
売らんがために、やりたいがために、慎重さを失ってしまってはいけません。
たとえ、改良する、模倣するなら上っ面では無く、真髄を理解しその上で行うべきではないでしょうか?
インプラント治療が、みなさんにとって安全で確実なものになってほしいと教授は心から考えていると思います。
けして自分の開発したシステムにこだわっているのではないと思います。なぜなら、教授は、ブローネマルクシステムのパテントを持っている訳ではないのです。
先週のブログで、さる3月24日、25日に開催された『Pacific Osseointegration Conference』に出席したことをお話しました。今回はその講演の内容についてお話しさせて頂きたいと思います。
この大会の中で、ブローネマルクシステムの生みの親である、ブローネマルク教授の講演がありました。
「インプラント」というと歯を失った部分の治療をイメージされる方が多いと思いますが、その他の治療でインプラントが使われていることはご存知でしたか?
ブローネマルク教授は今回の講演の中で、様々なインプラント治療の症例を見せてくれました。
歯科の中では歯を失う以外に、顎の骨そのものを失ってしまう病気があります。
主に腫瘍が多いのですが、その他に胎児期の遺伝子の異常で顎の骨が形成されずに出生する口蓋裂という疾患があります。失った顎の骨を人工的に作り固定するためにインプラントが使われます。
また顔面領域では、目、口、鼻、耳のほか顔面の骨や頭蓋骨の失った部分にもインプラントが応用されています。
医科の領域では、リウマチの治療で使われていることをご存知の方も多いと思います。人工関節を固定するためにインプラントが使われています。関節だけでなく、義足や義手、一本の指を固定するためにもインプラントが使われています。
ブローネマルク教授は骨とチタンがくっつくことを発見し、それが臨床に役立つかどうかを知る一つの手段として、歯を失った部分の顎の骨にインプラントをいれることから研究を始めました。
そして、身体に応用していく研究を進めていき、現在もブラジルに居を移しオッセオインテグレーション(骨とチタンがくっつく原理)を用いて人々に貢献しています。
ブローネマルク教授は、インプラントを歯に限定することなく身体の様々な部分に応用する事をはじめから考えていたのだと思います。本当に頭が下がる思いでいっぱいです。
実は、私達の歯科界では、インプラントを顎の骨の中に入れる事を「インプラントを打つ」と表現している人達がいます。まるで板に釘を安易に打込んでいるかのように感じてしまうのですが、私達の仕事はそうではないのです。
教授は講演の中で『私達は生きている生体(顎の骨のこと)を相手にしている。私達はこの事を謙虚に受け止める必要がある。』というようなことを言っていて、とても印象的でした。
私には、今のインプラント界に対する苦言のようにも受け取れました。
このお話しは次回に続けたいと思います。
今週末が桜の見頃でしょうか。みなさんお花見のご予定はありますか?週末のお天気が気になるところです。
娘が保育所で教わった歌の中に「桜咲いたら1年生〜♪♪♪』という歌詞がありました。入学式に桜が咲いていたらとても素敵でしょうね。
やっぱり桜はいいですね。春を感じポカポカ気分になれます。日本に生まれてよかった!と、この時期になると思います。
さる3月24日、25日に『Pacific Osseointegration Conference(POC)』の第1回大会が開催され、当院の先生方と私達インプラント班の歯科衛生士が参加してきました。
この大会では歯科医師だけでなく、歯科学生も講義を受けることができました。このことは実はとても珍しいことなのです。
この大会を主催した目的の一つに、「今後の歯科医療界を担う学生に、インプラントに対する正確な知識をもってほしい」というような事があるそうです。(以前ブログでもお話ししたことがあるのですが、現在の日本の歯科大学ではインプラントの教育はほとんどされてないのが現状です。)
大会の中で、ブローネマルクシステムの生みの親である、ブローネマルク教授の講義があると聞き、昨年から大変楽しみにしておりました。残念ながらブラジルから30時間の長旅は難しいとのことで、衛生中継での講義となりましたが、すばらしい内容に感激しました。
ブローネマルク教授は今年で79歳になられます。お気に入りの蝶ネクタイ姿で登場したブローネマルク教授の生の声を聞くことができることは、同じ医療人(おこがましいのですが、、、)として幸せに思います。講義の内容については、今後のブログでお話しさせて頂きたいと思います。
そして昨日は、スウェ−デンでブローネマルク教授から直接師事し、ブローネマルクシステムを日本に伝えられた私達の尊敬する先生のインプラント手術を見学させて頂きました。
その先生とスタッフの方々のインプラントに対する姿勢がクリニック内のすみずみまでいきわたっていて、見学を終えてすがすがしい気持ちで帰路につきました。私達にとってたくさんの栄養補給をできた一週間でした。
 これまで3回にわたってレントゲン検査についてお話してきましたが、最後に放射線の影響について触れないわけにはいきません。
 レントゲン検査で使用するX線は、放射線と呼ばれる電磁波です。この放射線は人体に対して無害ではありません。人体が放射線にさらされることを被曝(ひばく)と呼びます。大量の放射線を一度に浴びれば身体を形作っている細胞が壊されてしまいます。また頻繁に放射線にさらされればガンや白血病など細胞の突然変異から起こる病気になる可能性が高まります。照射される放射線の強さや頻度(時間)が多ければ多いほどその影響は大きいと言えます。その為に、X線については、様々な研究がなされています。
 では,実際に、レントゲン検査で受ける放射線の影響は大丈夫なのでしょうか?
陽
河
外
 実は、私たちは普通に暮らしている中でも宇宙と地面から発せられる放射線にさらされています。これを自然被曝と言います。普通に暮らして一年間自然被曝する放射線量と比べると、デンタル(小さなフィルムのレントゲン)ではその1/100、パノラマ(全体を診る為のレントゲン)では1/50、顎に限定されたCTでは1/7くらいの量となります。このように歯科のレントゲン検査では人体に大きく影響のあるような多量な放射線を一度に浴びせるようなことはないのでご安心ください。
管理区域
レントゲン室
 レントゲン検査は、被曝を考慮に入れてそれでも診断や治療のために必要不可欠と判断した上で初めて受けていただく検査です。安全のためレントゲン室は放射線管理区域となっており、四方の壁に鉛が埋め込まれ頑丈な扉で密閉出来るようになっています。こうして室内で放射されるX線が外へ漏れないようにしています。もちろん当院のレントゲン室もこの基準に準じています。また当院では、検査に当たっては安全に最小限の放射線量で済むように努めています。例えば撮影に使用するフィルムを感度の良いものを使用することで、より少ない照射量でも鮮明なレントゲン写真が出来るようにしています。またデンタルの撮影の際には鉛の入ったエプロンを首から掛けていただき、首より下には放射線が当たらないようにしています。妊娠されている方にはお腹の子供への影響も考えレントゲン検査を控えることもあります。ですから、妊娠の可能性のある方は、必ずスタッフにお声掛け下さい。
 このようにして行われるレントゲン検査ですから私たち歯科医療従事者は安全にそして正確に撮影することを心掛けています。またレントゲン写真に映し出される情報を的確に読み取り・診断していくためにさまざまな知識を学び経験をつんでいくことが大切だと考えています。
 インプラント治療においては、お口の中にある歯・骨の健康状態を把握するため、またインプラント治療が可能かどうか判断するため、そしてインプラントを含めた形での治療計画を立てるためにデンタル、パノラマ、CT、それぞれの検査が必要となります。今回のお話の中で、これらのレントゲン検査で得られる情報をきちんと診断し治療計画を立てる事がインプラント治療の成功のために重要であることがお分かり頂けたでしょうか?
 今度、来院されたとき治療の合間に余裕がありましたらご自分の歯のレントゲン写真をじっくり覗き込んでみて下さい。人間の身体って奥深いものだなとつくづく感じられますよ。
たそがれ
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